SEO対策の効果が現れるまでに時間がかかる理由とできる対策を解説

SEO対策

ブログや本の情報を参考に、SEO対策をしてみても効果がなかなか反映されず、悩んでいる方も多いかと思います。
大前提としてSEO対策は即効性のある対策ではなく、時間を要します。
理由としては、検索エンジンが新しく更新したSEO対策を認識し、調査、評価するのに時間がかかるからと言われています。

かといって同時に異なる施策を行うと、どの対策が効果的だったのか、特定するのが難しくなります。そのため、SEOの取り組みは、一貫性を持って一定期間、積み重ね行うことが重要です。そうすることで、成果として検索順位の向上に繋がります。
今回は、SEO効果が反映されるまでに時間がかかる理由と、できるだけ早く反映期間を短くする方法について解説します。

SEO対策の効果が出るまでの時間・期間の目安

SEO対策の効果が見え始める期間の目安は、以下のとおりです。

  • 変更に着手してから4か月から 1 年かかります。

参照:Google検索セントラル

上記の期間は、あくまで目安とお考え下さい。実際にはもっと早く成果が出る場合もあれば、さらに時間がかかる場合もあります。
SEO対策をどのように行ったかはもちろんですが、参入ジャンルや競合サイトの強さなどにも左右されるため「確実にこの期間で成果が出ます」と言い切るのは難しいのが現実です。

また、これは当たり前と言えば当たり前なのですが、大前提としてSEO対策は、自社サイトの実力以上の成果は上げられることはありません。そのため、最低でも1年程度は腰を据えて、長期的なプランで対策を行なう必要があります。

検索エンジンに表示されるまでの簡単な流れ

検索エンジンが新しいウェブページをインデックス(登録)する過程は、追加した新しいコンテンツや新しサイトが検索結果に表示されるまでの時間枠に大きく影響します。この時間枠は、ウェブサイトの構造、コンテンツの更新頻度、サイトの権威性、および検索エンジンのクロールポリシーに依存します。

1.クローリングの開始

検索エンジンのボット(クローラー)がウェブを定期的に巡回し、ウェブページのリンクをたどりながら新しいまたは更新されたコンテンツを探索します。新しいウェブサイトやページが検索エンジンによって発見されると、クローリングプロセスが開始されます。

2.ページの評価とインデックス作成

クローラーはページの内容を分析し、テキスト、画像、リンクなどの情報を抽出します。この情報は検索エンジンのデータベースに保存され、インデックスが作成されます。このインデックスは、ユーザーの検索クエリに対する応答として使用されます。

3.インデックスへの追加

ページがインデックスに追加されると、検索エンジンはそれを検索結果に表示することができます。 インデックス作成の速度は、サイトの技術的な側面(サイトの速度やサーバーの応答時間など)にも左右されます。

SEO対策が検索エンジンに表示されるまで時間がかかる

では、どうして上位表示までに時間がかかるのか、上記の3点くらだったら早く終わらせてくれよ!と思うお気持ちもわかりますが、もう少し具体的に紹介していきます。SEOにおいて効果までに時間がかかる原因は、先ほども一部ふれたように複数の要因が考えられます。

検索エンジンがサイトを見つけるまで時間かかる

クローラーというロボットによってサイトを発見して、ホームページとして認識する(インデックス)まで時間がかかります。その後そのページの評価を行っています。さらに、Googleはユーザーにとって価値あるサイトを上位表示しており、自社のホームページがその指標に当てはまらない限りは上位表示されることはありません。
そのため、通常であっても上位表示されるまでに時間かかり、立ち上げたばかりのホームページなどは他のページに比べて情報量が少ない傾向があるため、それ以上の期間が必要になります。

その後、検索エンジンがページを評価するまでに時間がかかる

Googleが提供する情報がユーザーにとって価値があるかどうかを徹底的に調査・分析しています。その評価が決まるまで時間がかかります。インターネット上には、スパムや詐欺、違法なコンテンツを含むウェブサイトが数多く存在します。
Googleがこれらの悪質なサイトを無差別に検索結果に表示してしまうと、ユーザーに不利益を与え、Google検索への信頼性が損なわれる可能性があります。

そのため、Googleはページを公開する前に、その内容が悪質なものでないかどうかを確認する作業を行っています。

SEO対策の効果がでるのに時間がかかるおもな原因

SEO対策の効果が出る時間は様々ですが、以下のような複合的な理由が考えれます。

Googleの評価システムには複数の工程がある

SEO対策に時間がかかる主な原因は、Googleの評価システムが複雑で多段階の工程を経るからです。Googleはウェブサイトやページを評価する際、単純なキーワードのマッチングだけでなく、コンテンツの質、ユーザビリティ、ページの信頼性、外部からのリンク数など、多様な要素を総合的に分析します。手順としてよく言われているのが以下の工程になります。

クローリング

まずGoogleのボットがサイトを訪れ、ページの内容を「クロール」して情報を収集します。 Googleがサイト内を、どれどれと見に来るわけですね。この段階で、新しいコンテンツや更新されたコンテンツがあれば、検出されます。

インデックス作成

GoogleのボットによりクロールされたデータはGoogleのデータベースに保存され、 「インデックス」登録され整理されます。このインデックスは後で検索クエリに使用されます。

検索ランキングに反映

ユーザーが検索窓に語句や語句の組み合わせを入力すると、Googleはインデックスから最も関連性の高いページを選び出し、多くの評価基準を基にページをランキングで表示します。

この一連のシステムは、ユーザーにとって価値のある検索結果を提供するためにGoogleが設計したプロセスとされていますが、その反面、SEOの効果が現れるまでには時間が必要です。

特に新しいウェブサイトや、SEO対策を大幅に変更した場合、Googleがこれらの変更を認識し、再評価してランキングを更新するまでには数週間から数ヶ月かかることがあります。 そのため、SEOは継続的な努力と時間を要するプロセスであり、効果を急ぐことは難しいのです。

エイジングフィルターという障壁

SEO対策に時間がかかる主な原因の一つに「エイジングフィルター」という概念があります。 エイジングフィルターの存在はGoogleは公式に認めていないため、不確定な存在ですが、実際に新規のサイトは一定期間、検索に引っかからないのでSEO業界では存在するのではないかとされています。

これは、Googleなどの検索エンジンが新しく設立されたウェブサイトやドメインの信頼性を評価するために、一定期間そのサイトの検索ランキングを意図的に抑制するシステムと言われています。

エイジングフィルターの目的は、公開後に短期間でSEOの操作を行い、不自然に高いランキングを得ることを防ぐことを目的としています。 このフィルターにより、新しいウェブサイトは「試用期間」ができ、その間に、コンテンツの質やリンクの自然な成長、ユーザー行動などが評価されます。 ウェブサイトが一定の時間を超えて一貫して良質なコンテンツを提供し続けると、検索エンジンはそのサイトを信頼できると判断し、徐々にランキングが向上していくというものです。

エイジングフィルターの影響を受ける期間は、サイトの種類や業界、コンテンツの更新頻度によって異なりますが、一般的には数ヶ月から長い場合は1年ほどかかる場合が多いです。 ですがこの期間中も良質なコンテンツを追加し、ユーザーにとって有益な情報を提供し続けることが重要です。

E-E-A-Tの評価に時間を要するから

SEO対策に時間がかかる重要な要因の一つに、Googleがウェブサイトの「E-E-A-T」、つまり経験(Experience)、専門性(Expertise)、権威性(Authoritativeness)、信頼性(Trust)を評価するプロセスがあります。この評価は、検索結果の品質を確保するために重要です。 ウェブサイトがE-E-A-Tの基準を満たすためには、専門家による執筆、信頼できる情報源からの引用、透明性を確保するための詳細な情報提供が求められます。 Googleは、長期にわたってコンテンツがどのように受け入れられているか、訪問者の行動やリンクなどの「信号」を分析することでこれらの要素を評価します。

詳しくはこちら:https://www.digrart.jp/blog/seo/e-e-a-t/

クローラーが見逃すことがあるから

SEO対策に時間を要するもう一つの大きな原因は、検索エンジンのクローラーがウェブサイトのコンテンツを見逃すことがあるからです。

これを聞いたときは私も噓でしょと思いました。 クローラーとは、Googleなどの検索エンジンがインターネット上の情報を収集するために使用する自動プログラムのことを指しますが、このクローラーがウェブページを訪れて内容を解析し、そのデータを検索エンジンのインデックスに追加することで、ユーザーが検索したときに結果として表示されるようになります。

しかし、クローラーがウェブサイトを完全に、または正確にクロールすることができない場合があります。

新規で公開したばかりのサイトドメイン

数えきれないほどのウェブサイトとページを定期的に訪れるため、新しく作成されたサイトがすぐに見つかるとは限りません。
新規サイトがクローラーに認識されるのを早める方法としては、既存の信頼できるサイトからのリンクを獲得することが効果的です。

自社の関連サイトにリンクを貼るのもいいでしょう。 また、Google Search Consoleなどのツールを使用して直接サイトマップを送信することで、クローラーが新サイトをより早く発見しやすくなります。

参考:サイトマップの作成と送信

内部リンクが少ない

内部リンクとは、同じウェブサイト内の異なるページへのリンクのことで、これらはクローラーがサイト内を効率的に巡回し、情報を収集するために重要な役割を果たします。内部リンクの設計が十分でないウェブサイトは、クローラーが全てのページを見つけてクロールするのが難しくなります。見つけられなかったページはエラーとなり、インデックス登録されません。
ページ間のリンク構造がうまく連携していると、クローラーはそれをたどって一つのページから次のページへと容易に移動できます。
しかし、リンクが少ないと、クローラーが特定のコンテンツに到達できず、その結果、一部のページが検索エンジンのインデックスから漏れることがあります。また、内部リンクはページの重要性を検索エンジンに伝える手段でもあります。

多くの内部リンクを受けているページは、「重要なページ」と見なされ、SEOの観点からも評価が高くなります。逆に、リンクされていないページは「重要でない」と判断されがちで、検索ランキングに悪影響を及ぼす可能性があります。

SEO対策にかかる期間を短縮する方法

上記でご説明したとおり、SEO対策の効果が現れるまでには通常時間がかかりますが、適切な方法を用いればこの期間を短縮することが可能です。
以下では、SEOの効果を早めるための具体的な戦略をいくつか紹介します。

インデックス登録のリクエストを行なう

SEO対策の効果を速める一つの方法として、検索エンジンに対してインデックス登録のリクエストを行うことが挙げられます。これは簡単に行える対策のため、記事制作・リライトをした後は常に行うことをおすすめします。
特に、新しく公開されたウェブページや、大きく内容が更新されたページに対しても行うことを推奨しています。

通常、クローラーが自動的にインターネット上のページを巡回し、新しい情報を見つけ次第、それをインデックスに登録します。しかし、この自動巡回には時間がかかることがあり、特にウェブサイトが大きくなると全ページが速やかにクロールされるとは限りません。

ここで自ら、Googleさん!うちのサイト、更新したから見に来てよ!とリクエストを送ることができます。
インデックス登録のリクエスト方法は、Google search consoleにログイン→URL検査→リンクを入力→送信の手順で完了します。これにより、特定のページを検索エンジンに認識してもらい、より迅速にインデックスに加えてもらうことが可能になります。

参考:サイトマップの作成と送信

内部リンクの最適化を行なう

 ウェブサイト内のページ同士をつなぐ、内部リンクの最適化を図ることが大切です。 

関連するコンテンツを内部リンクでつなげば、ユーザーは必要な情報にたどりつきやすくなるため、ウェブサイトの利便性が高まります。

利便性の高いウェブサイトは、Googleからの評価も高まります。
また、関連するコンテンツを内部リンクでつなぐことで、ウェブサイト内の重要なページをGoogleに伝えられることです。
ウェブサイト内の他のページからのリンクを多く集めた特定のページは、Googleが重要なページだと判断します。上位表示を狙うページに関連性の高いページからのリンクを増やすことで、上位に表示させやすくなります。

サイト構造の見直しを行なう

ウェブサイトの構造が整っていると、検索エンジンのクローラーがサイト内を効率良く巡回し、情報を正確にインデックス化しやすくなります。これにより、SEOの効果が速やかに表れるようになるため、最適なサイト構造は重要です。

全てのページがホームページから数クリック内でアクセス可能であることを目指しましょう。

また、ナビゲーションメニューはユーザーが求める情報に素早くたどり着けるように直感的なものを意識しましょう。URLはできるだけ簡潔で、ページ内容を的確に反映するがおすすめです。

複雑なURLはクローラーにとって理解しにくいため、静的で読み取りやすいURLの使用が推奨されます。 
これにより、新しいページや更新されたページがクローラーによって見落とされるリスクを減らすことができます。X

良質なコンテンツを量産する

良質なコンテンツとは、ターゲットとするユーザーにとって価値があり、情報提供や問題解決に役立つ内容を指します。
このようなコンテンツはユーザーの関心を引き、サイトの訪問時間を延ばし、共有される可能性が高まります。

これらの要素はすべて、検索エンジンによるウェブサイトの評価を向上させるのに寄与します。

コンテンツを作成する前に、誰がその情報を必要としているか、どのような問題を解決しようとしているかを明確にします。検索意図に合わせたコンテンツを作成し、それに応じた形でコンテンツを提供することが重要です。
例えば、製品レビュー、ハウツーガイド、専門的な解説など、ユーザーが求める形式で情報の整理を心がけましょう。

まとめ

SEO対策で成果を上げるには、ある程度の時間が必要です。 最初のうちはエイジングフィルターの影響で検索上位に表示されにくかったり、ドメインの効力が弱いことでサイトを評価してもらえなかったりします。

また、しばらく更新を放置していたサイトは、そもそもクローラーが訪れる頻度が少ないのでコンテンツがインデックスされるまで時間がかかるでしょう。 ですが、その間もGoogleの検索エンジンのアルゴリズムは常に更新され変化し続けています。
自社でサイトを社内でSEO対策することも大事ですが、ただでさえSEO対策は、成果が出るまでに時間がかかる施策です。もしも取り組み方法が誤っていて、施策を考える事からやり直しとなれば、多くの時間を損失してしまいます。
それに、SEO対策に時間を費やすのも日々の業務の中で取り組むのは難しいこともあるかと思います。
現在、SEO対策でお困りのことがあれば、ディグラートにお問い合わせください。 些細なことでもお答えするので、お気軽にお問い合わせいただければと思います。

関連リンク

digrartのSEO対策
https://www.digrart.jp/consulting/seo/

SEO対策に関するお問い合わせ
https://www.digrart.jp/contact/

facebook twitter はてなブックマーク LINE

Webに関するお問い合わせ、
お電話、ご相談はこちら。