
2025年、最新のウェブサイトに求められている事とは
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SNSアイコンをサイトに載せてリンクを貼るのはよくあることですが、意外と知られていないのが「公式が指定する使い方を守る必要がある」ということ。
フリー素材サイトで見つけたそれっぽいアイコンを勝手に使っている方もいますが、各SNSはロゴの使用方法を細かく定めており、それを確認せずに使うと規約違反になる可能性があります。
また、許諾申請が必要な場合もあります。
しかもブランドガイドラインはアップデートされるので、定期的に公式をチェックすることが大切です。
我々のような制作会社も、「ロゴを置くよう指示を受けたがガイドライン違反のデザインが送られてきた」や「依頼主が申請が必要な事を把握していなかった」などのケースがある為、常に注意して確認しクライアントに啓蒙する必要があります。
Facebookのブランドリソースとブランドガイドラインでロゴのダウンロードや禁止例などが確認できます。
他のページへ行ったりPDFをダウンロードしたりせずに、ダウンロードからガイドラインの確認も出来るので非常に分かりやすいですね。
現在Facebookで使用できる円形の青のfロゴ、白のfロゴのみです。
以前あった紺色や正方形の角丸や「facebook」という文字ロゴ等は使えません。
基本的にダウンロードしたものから変更しなければ問題ありませんが、そばにFacebookと書いてはいけないのは盲点になりそうです。画像の上に直接乗せたりしても大丈夫です。
Twitterは2023年にブランド名を「X」に変更し、ロゴも刷新されました。
公式サイトではXロゴやユーザー名を組み合わせたロゴを作れるテンプレートなどが配布されています。
上記のうち「Xロゴ」以外は完全にデザイナー向けの素材で、イラストレーターデータで配布されています。(一部リンクファイルが切れているデータもあり驚き)
現状ではロゴ使用についてのガイドラインはありません。今後発表される可能性はあると思いますが、今の所は各々が常識の範囲内で使用する、という事になると思います。
InstagramはInstagramブランドアセットとブランドガイドラインのページからグリフアイコンがダウンロード可能です。
グラデーションのロゴの他、白と黒が配布されています。
かつて配布されていたアプリアイコンはアプリ誘導目的に限定され、現在は配布されていません。
ガイドラインには
他のデザインが同じであれば、グリフの色は自由に変更できますが、黒または白のグリフを使うことをおすすめします。
とあり、統一感を保つためなら色変更が認められているのは比較的珍しい点です。
しかし他のSNSロゴはほとんどが色変更は認められていないので、統一性を持たせるために色変更をするケースは少なそうです。
YouTubeのロゴやアイコンを使用する場合は、事前にブランド使用許諾の申請が必要です。
申請フォームは英語で記入する必要があり、ややハードルが高いのが現状です。
申請をする前からロゴのダウンロードは可能です。
通常のロゴ、ダーク背景向けロゴ、モノクロロゴの3パターンが配布されています。
ロゴの改変や文章の中で使うような使い方は禁止されています。
LINEのブランドアイコン、アプリアイコン(iPhone/Android)のロゴが公式配布されています。
日本語のガイドラインがあり、国内ではとても分かりやすいです。
色は緑と白のみ、形状はAndroidのアプリアイコンを除き正方形の角丸のみ、という男の1種類。
非常に融通が効かないですが、これもブランドイメージを維持する為なので指定通り使いましょう。
note は、ブランドガイドラインとしてロゴデータと使用ルールを公開しています。
ブランドガイドライン(ロゴデータ・カラー) から、SVG・PNG形式のロゴデータとガイドラインを入手できます。
ガイドラインによれば、ソーシャルアイコンとして他のSNSと並べて使う場合は「square(正方形)アイコン」を使うのが推奨されています。
また、小さいサイズで表示する場合には「nアイコン(シンボルロゴ)」のみを、正方形または円形で使うことが許可されています。
SNSロゴの使用には、それぞれのサービスごとに明確なルールがあります。
一見シンプルに見えるアイコンでも、色や形、サイズ、囲み方、余白の取り方など細かなガイドラインが定められており、意図せず規約違反になる可能性もあります。
また、ブランドごとにルールが大きく異なるため、たとえば「すべてのSNSアイコンをグレーで統一」したいといった場合でも、グレーの使用が認められていないサービス(例:YouTube、LINE)では適用できません。
デザインの統一感を重視しすぎると、ブランドガイドラインに違反してしまうおそれがあるため、まずは各SNSが指定する使用方法にしっかり従うことが大前提です。
実際には、以下のようなパターンに分かれます:
「アイコンをサイトに置いてリンクを貼るだけ」だとしても、使い方を間違えばブランドポリシー違反になってしまいます。
無断でフリー素材を使うのではなく、必ず公式の配布サイトからロゴをダウンロードし、最新のガイドラインを確認してから使用しましょう。
digrart編集部
大阪市中央区のweb制作会社のメンバーが、Webサイト制作、ECサイト構築、SEO対策、Webコンサルティングの最新情報や実践的なハウツーをお届けします。初心者からプロまで役立つノウハウや業界トレンドを分かりやすく解説。web戦略の成功をサポートするための情報が満載です!