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SEO対策
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Webサイトを改善するにあたり、最初に思い浮かぶのは「SEO対策」かもしれません。検索で上位に表示されれば、多くの訪問者を獲得できる——これは確かに事実です。
しかし、実際に集客ができても「売れない」「問い合わせが増えない」「滞在時間が短い」といった課題に直面するケースも少なくありません。
その背景には、「情報設計」がうまく機能していないという問題が潜んでいることがあります。
この記事では、SEOと情報設計の違い、そして情報設計が成果にどうつながるのかを解説しながら、情報の重複という見落とされがちなテーマについても触れていきます。
SEO(検索エンジン最適化)は、サイトへの訪問者を増やすために非常に重要です。キーワード選定、メタ情報の最適化、内部リンクの整理、表示速度の改善など、正しく実施すれば検索順位に良い影響を与えます。
ただし、SEOは「ユーザーをサイトに呼び込む」までの話。その後、ユーザーが何を感じ、どこを見て、どう行動するかには直接関与しません。
つまり、SEOは“集客のきっかけ”にはなっても、“成果を出す仕組み”ではないという点が重要です。
情報設計(インフォメーションアーキテクチャ)とは、ユーザーがWebサイト上で迷わずに必要な情報へたどり着けるように、サイト全体の構造や情報の配置を計画することです。
たとえば:
情報設計が優れていれば、ユーザーはストレスなくサイトを回遊でき、結果として滞在時間が伸びる・離脱が減る・コンバージョンが増えるという好循環が生まれます。
検索から訪れたユーザーが「このサイトは分かりやすい」「自分の求めている情報がありそう」と感じるかどうかは、ファーストビュー(最初に見える範囲)でほぼ決まります。
そのため、情報設計によって:
という状態を作ることが成果に直結します。
SEOで得たアクセスを“売上”や“問い合わせ”といった成果に変えるためには、情報設計が不可欠です。ユーザーが複数ページを回遊しながら信頼を深め、最終的にアクションを起こすには、構造的な設計が必要です。
「SEO対策」と「情報設計」は、どちらもWebサイト運営には欠かせません。
SEOで集客し、情報設計で成果に結びつける。この両輪があってこそ、Webサイトは本当に“働く存在”になります。
SEOだけではWebサイトの成果は頭打ちになりがちです。ユーザーの行動や思考をふまえて設計された情報設計こそが、訪問者を顧客に変えるための鍵を握っています。
特に、情報の重複や分散がユーザーの混乱を招いていないか?という視点は、成果に直結する重要なチェックポイントです。
これからサイト改善を考える方は、SEOの「入口戦略」だけでなく、情報設計による「導線・構造の整備」にも、ぜひ目を向けてみてください。
大阪でWebサイト制作をご検討の方は、ぜひ一度ご相談ください。
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digrart編集部
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