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ヒートマップ分析で判明!LPの「読まれていない箇所」を見つけ出し売上を伸ばす方法

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成果を出すLP改善 ヒートマップ分析で離脱を防ぐ具体的な手法 国内5大ツール徹底比較

「渾身の思いで作ったLP(ランディングページ)なのに、全くお問い合わせが来ない……」

そんな時、多くの担当者様が「キャッチコピーを変えようか」「デザインを新しくしようか」と「勘」に頼った修正をしてしまいがちです。しかし、成果が出ない本当の理由は、ユーザーがLPのどこで離脱し、どの情報を読み飛ばしているかという事実に隠されています。

本記事では、ユーザーの動きを可視化する「ヒートマップ分析」を活用し、LPの「読まれていない箇所」を見つけ出して売上を伸ばすための具体的な改善手法を、大阪のWeb制作会社digrartが実務目線で解説します。

ヒートマップ分析とは?LP改善に欠かせない3つの可視化

ヒートマップ分析とは、Webサイト上でのユーザーの挙動を、サーモグラフィのように色で可視化する手法です。「どこがよく見られているか(赤色)」「どこが無視されているか(青色)」が直感的にわかります。

LP改善において、主に活用するのは以下の3種類のマップです。

1. スクロールマップ(熟読率・離脱点)

ユーザーがページのどの地点までスクロールしたかを表示します。「どこで多くのユーザーが離脱したか」が明確になるため、コンテンツの優先順位を見直す際の最も重要な指標となります。

2. クリックマップ(反応箇所)

ユーザーがどこをクリック(タップ)したかを記録します。「ボタンではない画像がクリックされている(=リンクがあると思われている)」といった、ユーザーの迷いや期待のズレを発見できます。

3. アテンションマップ(注目度)

ユーザーが画面を止めてじっくり読んだ場所を可視化します。「意外なメリットに注目が集まっている」といった発見があれば、その強みをキャッチコピーに昇格させることで成約率(CVR)を高められます。

「読まれていない箇所」を見極める3つのチェックポイント

ヒートマップを眺めるだけでは改善に繋がりません。実務では以下の3点に絞って「異常」を探します。

✅ 実務ポイント
LPの健康状態を診断するためのヒートマップ・チェックリストです。
ファーストビュー直後の急激な離脱:期待値のミスマッチが発生していないか?
コンテンツ間の「青い帯(=読み飛ばし)」:説明が冗長で飽きられていないか?
リンクのない箇所のクリック:ユーザーが「もっと詳しく知りたい」と欲しているサイン。
これらの予兆を見逃さないことが、売上アップへの近道です。

特に大阪のBtoB企業様の場合、「技術力のアピール」が長すぎてユーザーが途中で離脱しているケースが多々あります。ヒートマップで「青くなっているセクション」は、思い切って削除するか、後半に移動させる勇気が必要です。

アクセス解析(GA4)とヒートマップの役割の違い

Googleアナリティクス4(GA4)でも数値は追えますが、ヒートマップとは「見えるもの」が決定的に異なります。両者を併用することで、より精度の高い改善が可能になります。

比較項目 GA4(数値解析) ヒートマップ(挙動解析)
わかること 「何人」が「どのページ」で離脱したか 「なぜ」「ページのどの部分」で離脱したか
データの形式 数値・グラフ 視覚的な色分布
得意な分析 全体の流入経路やCV件数の把握 ページ内のデザイン・構成の善し悪し

例えば、GA4で「直帰率が高い」という問題が判明しても、具体的な原因はわかりません。そこでヒートマップを確認し、「キャッチコピーの下ですぐにスクロールが止まっている」ことがわかれば、冒頭のメッセージを修正すべきだと判断できるのです。

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【厳選】おすすめのヒートマップツール5選

これからヒートマップを導入される方に向けて、実務で定評のあるツールを5つ厳選しました。

ツール名 特徴・強み 料金体系
Microsoft Clarity 完全無料・PV無制限・動画録画あり 無料
User Heat 国産・無料枠が大きく導入が容易 無料 / 有料
Ptengine 分析×ABテスト×接客の総合力 無料 / 有料
ミエルカヒートマップ SEO観点での分析・検索意図の把握に強い 無料 / 有料
SiTest LPO特化・EFO機能など売上改善に直結 無料 / 有料

1. Microsoft Clarity

Microsoft Clarity

Microsoftが提供する完全無料・PV制限なしの強力なツールです。ヒートマップだけでなく、ユーザーの動きを動画で再現する「レコーディング機能」も搭載しており、現在のWeb制作現場では標準的に導入されています。

出典:Microsoft Clarity 公式サイト

2. User Heat

User Heat

株式会社ユーザーローカルが提供する国内産ツールです。管理画面が非常に分かりやすく、月間30万PVまで無料で利用できるため、初めてヒートマップを導入する企業様に最適です。

出典:User Heat 公式サイト

3. Ptengine

Ptengine

世界的に利用されている高機能ツールです。単なる分析にとどまらず、ノーコードでポップアップを表示したり、A/Bテストを実施したりする機能が充実しており、改善アクションまで一貫して行えます。

出典:Ptengine 公式サイト

4. ミエルカヒートマップ

ミエルカヒートマップ

株式会社Faber Companyが提供する、SEO・コンテンツマーケティングに強いツールです。ユーザーがどの「キーワード」で流入し、どこを熟読したかを紐づけて分析できるため、オウンドメディアの改善にも効果的です。

出典:ミエルカヒートマップ 公式サイト

5. SiTest(サイテスト)

SiTest(サイテスト)

株式会社グラッドキューブが提供する、LPO(ランディングページ最適化)に特化した国産ツールです。ヒートマップ分析からA/Bテスト、入力フォーム改善(EFO)までを網羅しており、売上直結の改善を求める現場で重宝されます。

出典:SiTest 公式サイト

売上を伸ばすための具体的な改善アクション

分析の結果、「読まれていない」と判断された箇所に対しては、以下の3つの施策を検討しましょう。

1. ファーストビュー(FV)の最適化

スクロール率が極端に低い場合、ユーザーは一瞬で「自分に関係ない」と判断しています。ターゲットに刺さる言葉や、大阪の企業ならではの親しみやすさ・信頼感を出す写真への差し替えを検討します。

2. 注目エリアへのCTA設置

アテンションマップで「赤くなっている(よく読まれている)」セクションの直後には、必ずお問い合わせボタン(CTA)を配置しましょう。ユーザーの購買意欲が最も高まった瞬間を逃さずに誘導します。

出典:StockSun株式会社「購入フォームを上部に移動し、項目を削減したことで完了率が35%向上した事例」
https://stock-sun.com/column/lp-heatmap/

3. 不要なコンテンツの「削ぎ落とし」

スクロール率がガクンと落ちるエリアがある場合、そのセクションはユーザーにとってストレスになっています。文章を短くするか図解に置き換える、あるいは削除することで、最後まで読まれる確率を高めることができます。

まとめ:データに基づくLP運用で「勝ち筋」を見つける

LPは作って終わりではありません。むしろ、公開した後の「ヒートマップ分析」による微調整こそが、広告費の無駄を減らし、売上を最大化させる鍵となります。

「何が悪いのかわからない」という不安を「ここを直せば良くなる」という確信に変えてくれるのが、ヒートマップの力です。

まずは、Microsoft Clarity(マイクロソフト・クラリティ)のような無料で高機能なツールも普及しており、今すぐ導入することから始めてみてはいかがでしょうか。

大阪でLPの成果にお悩みの方、ヒートマップを用いた本格的なWeb診断をご検討の方は、ぜひ一度digrartへご相談ください。独自の分析視点で、貴社のLPに眠る「隠れた離脱ポイント」を見つけ出し、データに基づいた確実なコンバージョン改善をご提案します。

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関連サービス:大阪のLP制作・LPO対策 / 大阪のWebサイト診断・分析

この記事を書いた人

digrart編集部

大阪市中央区にて2009年よりWeb制作・運用支援を行い、1,000件以上の実績を持つWeb制作会社「digrart(ディグラート)」編集部が、本記事を執筆・監修しています。
現場で培った豊富な知見を活かし、Webサイト制作、ECサイト制作、SEO対策、Webコンサルティングの実践的なハウツーをお届けします。
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