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工務店・建築会社のホームページ制作|構成・費用・失敗例

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工務店・建築会社のホームページ制作ガイド。構成・費用・失敗例と進め方を解説

「ホームページはあるけれど、問い合わせにつながらない」「そろそろリニューアルしたほうがいいのでは」。工務店・建築会社の経営者や担当者の方から、こうしたご相談をよくいただきます。

いま家づくりの相手を探す場面は、会って話すより前から始まっています。国土交通省の令和5年度住宅市場動向調査では、注文住宅取得世帯の77.0%が、住宅取得の過程でインターネットによる情報収集を行っていました。またリクルート『住宅購入・建築検討者』調査(2025年)では、注文住宅をメインで検討している人の64%が、見学・商談・資金計画の相談など、いずれかのオンライン利用経験があると答えています。

この記事では、工務店のホームページ制作で必要になるページ構成、施工事例の見せ方、費用と期間の考え方、よくある失敗と回避法を整理します。あわせて、digrartが工務店のサイト制作で実際にどう進めているかもご紹介します。

この記事で分かること

工務店サイトに必要なページ構成
施工事例・お客様の声・家づくりの流れなど、そろえるべきページと、それぞれに用意しておく情報が分かります
制作の進め方と実例
ヒアリングで確認すること、施工事例の絞り込み設計、マルマインハウス様のサイトで実際に行った内容が分かります
費用の目安とよくある失敗
構築パターンごとの違いとdigrartの費用例、写真不足や更新停止といったつまずきの回避法が分かります

すぐに見たい方はこちら:制作実例を見る/必要なページ構成を見る/費用例を見る

なぜ今、工務店にホームページ制作が必要なのか

情報収集の入口は、すでにインターネットが中心

国土交通省の令和5年度住宅市場動向調査によると、注文住宅取得世帯のうち77.0%が、住宅取得の過程でインターネットによる情報収集を行っていました(複数回答)。分譲戸建住宅取得世帯では78.7%、分譲集合住宅取得世帯では81.5%、既存(中古)戸建住宅取得世帯では71.2%です。住宅を取得した世帯では、種別を問わず7〜8割がインターネットを使っていることになります。なお、この調査は注文住宅のみ全国が対象で、その他の住宅は三大都市圏が対象です。

同じ調査で「施工者を探した方法」を見ると、注文住宅取得世帯では次のようになっています。

施工者を探した方法(複数回答) 注文住宅取得世帯(全国)
住宅展示場で 50.4%
インターネットで 42.0%
知人等の紹介で 27.8%
自身や親族・知人の勤め先で 12.4%
住宅情報誌で 11.3%

展示場で出会う経路と、検索から入ってくる経路の両方があります。どちらの経路であっても、会社を詳しく知ろうとしたときに見られるのはホームページです。

出典:国土交通省「令和5年度住宅市場動向調査報告書」(本文29〜30ページ、詳細表は本文75ページ)

また、リクルート『住宅購入・建築検討者』調査(2025年)では、注文住宅をメインで検討している人の64%が、見学・商談・資金計画の相談など、いずれかのオンライン利用経験があると回答しています。対面の前にオンラインでのやり取りが入ることもあるため、会う前に確認できる情報を整えておくことが大切になります。

出典:リクルート『住宅購入・建築検討者』調査(2025年)(2026年4月16日公表。この設問の集計対象は購入・建築検討者4,061人、うち注文住宅をメインで検討する人1,751人。ウエイトバック集計)

施工実績と会社の雰囲気を、まとめて確認できる場所になる

SNSや動画も情報源として定着しましたが、断片的に流れていく性質があります。「この会社はどんな家を建てているのか」「誰が担当するのか」「対応エリアはどこまでか」を一度に確認できる場所は、やはり自社サイトです。SNSで興味を持った人が、最後に確かめに来る場所だと考えるとわかりやすいと思います。

採用の場面でも、Webの見え方が判断材料になる

大工・設計・現場監督の採用でも、応募前にホームページを見られることがあります。施工事例が新しいか、スタッフの顔が見えるか、スマートフォンで読みやすいか。こうした点は、会社の印象につながります。求人媒体に出稿している場合でも、自社サイトが判断材料になることがあります。

工務店のホームページに必要なページ構成

最低限そろえたい基本構成

ページ 役割 用意しておくもの
トップページ 第一印象と導線の設計 主力商品がわかるコピー、施工事例への入口
施工事例(ギャラリー) 技術力と作風を伝える 写真、坪数・工法・エリア、担当者のコメント
お客様の声 第三者からの評価 実名または地域・家族構成、可能なら写真
サービス紹介 注文住宅・リフォームなどの違いを示す 対応範囲、価格帯の考え方、標準仕様
会社概要 地元での実在性と安心感 所在地、許可番号、沿革、施工エリア
スタッフ紹介 誰と家づくりをするのかを見せる 顔写真、担当領域、ひとこと
お問い合わせ・資料請求 相談・見学・資料請求の受け口 入力項目を絞ったフォーム、電話番号
ブログ・お知らせ 更新性と検索からの入口 更新できる体制、担当者

工務店ならではの、あると効くコンテンツ

  • 家づくりの流れ(初回相談から引き渡し、その後の点検まで)
  • 代表メッセージ(なぜこの家づくりをしているのか)
  • 見学会・相談会の案内と申込フォーム
  • 対応エリアマップ(どこまで施工できるかを明示する)
  • 資金計画や土地探しの考え方

どれも「会って話せば伝わること」です。会う前に伝わる形にしておくと、初回相談の内容が具体的になります。

成果を出すホームページの4つの要素

1. デザイン:第一印象で差がつく

  • スマートフォンでの見やすさを最優先にする
  • 写真を主役にできる余白と配色にする
  • 施工写真の質を揃える(明るさ・構図・縦横比)

2. 使いやすさ:迷わせない導線

  • 相談・資料請求へのボタンが、どの画面からでも押せる
  • トップ → 施工事例 → 家づくりの流れ → 相談、という流れが自然につながる
  • 施工事例から、似た条件の事例へ移動できる

3. コンテンツ:他社が書けないことを書く

  • 施工事例に、坪数・工法・エリア・工期などの条件を添える
  • お客様の声は、要望と、それにどう応えたかをセットで載せる
  • ブログは「土地探し」「断熱」「メンテナンス」など、検討中に調べるテーマを選ぶ

4. 集客導線:検索とGoogleビジネスプロフィール

  • 狙うのは「地域名+工務店」「地域名+注文住宅」など、地域を含むキーワード
  • 「平屋 間取り 実例」のような、検討中に調べる語も入口になる
  • Googleビジネスプロフィールの情報とサイトの表記を揃える
  • SNSからサイトへ、サイトから相談へ、という流れを作る

digrartが工務店のホームページ制作で実際にやっていること

ここからは、digrartが住宅・不動産分野のサイトを制作するときの進め方です。一般論ではなく、実際にやっていることを書きます。

制作実績:マルマインハウス様

マルマインハウス様のホームページ。施工写真を大きく見せ、来場予約と資料請求への導線を上部に配置した構成

奈良県で注文住宅を手がけるマルマインハウス様のサイトです。家づくりの魅力を伝え、反響を最大化することをコンセプトに制作しました。トップページは施工写真を主役に据え、来場予約・資料請求・お問い合わせという3つの入口を画面の上部にまとめています。検討の段階によって取りたい行動が違うため、入口を分けています。詳細はマルマインハウス様の制作実績をご覧ください。住宅・不動産分野の他の実績は不動産・暮らしの制作実績一覧にまとめています。

最初のヒアリングで必ず確認すること

digrartでは、デザインの話に入る前に次の点をうかがっています。ここが決まらないまま作ると、きれいだけれど反響のないサイトになりやすいためです。

  • 誰に届けたいか:一次取得層か、建て替えか、二世帯か。想定が違えば載せる事例も変わります
  • 施工エリア:どこまで対応するかで、狙う検索キーワードが決まります
  • いま反響がある経路:紹介、見学会、SNS、検索。既に効いている経路を弱めない設計にします
  • 写真の在庫:使える施工写真が何件分あるかで、公開時の見え方が決まります
  • 公開後に誰が更新するか:担当者と頻度を決めてからCMSの構成を設計します

施工事例は「探せること」を優先して設計する

施工事例は、工務店のサイトで重要な判断材料になります。ただし数を並べるだけでは、見に来た人が自分に近い家を見つけられません。絞り込みの機能は実装したうえで、どの軸で絞り込めるようにするかは案件ごとにご提案しています。

マルマインハウス様のサイトでは、カテゴリ(注文住宅・分譲プロジェクト・リノベーション)と、キーワード(2階リビング、WIC、土間、見せる収納など)の2軸で絞り込めるようにしました。工法や坪数で絞る形が合う会社もあれば、暮らし方のキーワードで探せる形が合う会社もあります。1件ごとに条件を添えること、事例から相談への導線を事例ページの下部に置くことは、どの案件でも共通です。

公開後は、数字を見てから直す

制作して終わりにせず、公開後に何が起きているかを見ることをおすすめしています。どのページから入ってきているか、どこで離脱しているか、どの施工事例がよく見られているか。感覚ではなく、閲覧数と問い合わせの動きを見て、直す順番を決めます。

なお、digrartでは制作と公開後の運用を別のサービスとしてお受けしています。改善の方針を一緒に考えるWebコンサルティングと、更新作業までお任せいただけるホームページ運用代行があり、費用はそれぞれ分かれます。制作だけをご依頼いただくことも可能です。

工務店のホームページ制作で狙うキーワードの決め方

公開してから「検索で出てこない」と気づくケースは少なくありません。狙うキーワードは、作る前に決めておくものです。digrartがWeb集客の支援で行っている考え方を、工務店向けに整理します。

1. 施工エリアの単位でキーワードを決める

「工務店」という語だけでは、全国の会社が競合になります。実際に検索されているのは「奈良 工務店」「◯◯市 注文住宅」のように地域名がついた語です。まず施工エリアを確定し、県名と市区町村名の両方で候補を出します。県名だけだと競合が強く、市区町村名だけだと検索する人が少なすぎるため、両方を用意して使い分けます。

2. 検討の段階ごとに、受け皿となるページを分ける

検討の段階 検索される語の例 受け皿にするページ
調べはじめ 平屋 間取り 実例/注文住宅 費用 内訳 ブログ記事
会社を探す 地域名+工務店/地域名+注文住宅 トップページ
比べる 会社名/地域名+工務店 評判 施工事例・お客様の声
相談する 会社名+見学会/会社名+資料請求 相談・資料請求フォーム

1つのページですべての段階を狙うと、どの段階の人にも中途半端になります。ページごとに担当を決めるほうが、結果的に近道です。

3. 施工事例そのものを検索の入口にする

施工事例には、坪数・工法・テイスト・エリアといった条件が自然と入ります。これがそのまま検索の入口になります。事例に条件を書き添えておくことは、見に来た人にとっても、検索から入ってくる人にとっても意味があります。件数が増えるほど効いてくる部分です。

検索まわりの設計を含めてご相談されたい場合は、SEO対策・改善サービスでも承っています。

工務店のホームページ制作にかかる費用と期間

構築パターンごとの違い

パターン できること できないこと・注意点
テンプレート型 短期間で公開できる。初期費用を抑えやすい レイアウトの自由度が低く、他社と似た印象になりやすい
セミオーダー型 既存のひな型を土台に、デザインを調整できる ひな型の構造を超える機能追加は難しい場合がある
フルオーダー型 目的から設計する。事例の絞り込みや独自の導線を作れる 期間と費用がかかる。要件を決める打ち合わせが必要

digrartが対応しているのはフルオーダー型のみです。固定のパッケージプランは設けておらず、ページ数・CMSの構成・撮影の有無によって費用が変わります。

digrartの費用例

内容 費用 納期
コーポレートサイト(TOP+10ページ) 1,045,000円〜(税込) 3ヶ月程度

企画・設計、ディレクション、デザイン、コーディング、CMSの設置と基本設定、お問い合わせフォーム、スマートフォン対応までを含んだ場合の参考価格です。工程ごとの内訳は料金のご案内で公開しています。撮影を入れる場合や、施工事例の絞り込み機能を作る場合は、その分が加算されます。

工務店サイトでよくある失敗と、その回避法

写真素材が足りないまま公開してしまう

施工事例もスタッフ紹介も、写真がなければ成立しません。スマートフォンで撮った写真は、明るさや構図が揃わず、並べたときに見劣りします。公開前に、プロのカメラマンによる撮影日を最低でも1日は確保することをおすすめします。撮影の順番と点数を先に決めておくと、当日の効率が上がります。

更新が止まってしまう

最後の更新が2年前だと、「今も動いている会社なのか」と受け取られかねません。更新しやすいCMSを入れるだけでは続きません。誰が、いつ、何を更新するかを決めてから設計するほうが確実です。施工事例を月1件だけ追加する、と決めるだけでも印象は変わります。

施工事例が多いのに、探せない

事例が100件あっても、新しい順に並んでいるだけでは、見に来た人は自分に近い家にたどり着けません。エリアや坪数、工法で絞り込めるようにするだけで、閲覧される事例の数が変わります。事例が増えてきた工務店ほど、ここが効きます。

問い合わせが来ない

フォームはあるのに反応がない場合、原因は文言と位置にあることが多いです。「お問い合わせ」だけだと心理的な負担が大きいので、「見学会の予約」「資料請求」「間取りの相談」のように、目的を分けて入口を用意します。入力項目が多すぎないかも確認してください。

ホームページ制作会社を選ぶときのチェックポイント

  • 住宅・建築分野の実績があるか:施工事例の見せ方に慣れているかどうかで、完成度が変わります
  • ヒアリングで何を聞かれるか:デザインの好みだけでなく、反響の経路や施工エリアを聞く会社を選んでください
  • 公開後の体制:更新代行や改善の相談ができるか
  • 自社で更新できる範囲:施工事例とお知らせは、自社で追加できる形が望ましいです
  • 見積の内訳が出るか:一式いくら、ではなく工程ごとに示されるか

digrartの進め方はWeb制作の流れで公開しています。あわせて、現在のサイトの課題を先に知りたい場合は無料のWebサイト診断もご利用いただけます。

制作前に確認しておきたい10の項目

  • サイトの目的は「集客」「採用」「信頼獲得」のどれが最優先か決まっているか
  • 届けたい相手(年代・家族構成・エリア)が定まっているか
  • 掲載する施工事例を何件用意できるか
  • 写真素材はそろっているか、撮影日を確保できるか
  • 競合となる工務店のサイトを3社以上見たか
  • 狙うキーワードに地域名が入っているか
  • スマートフォンでの見え方を確認する体制があるか
  • 公開後に更新する担当者と頻度が決まっているか
  • 問い合わせが来たとき、誰がいつ返すか決まっているか
  • 見積の内訳を工程ごとに確認したか

よくある質問

Q1. 工務店のホームページ制作にはどのくらい期間がかかりますか?

A. digrartの場合、トップページ+10ページ程度の構成で3ヶ月程度が目安です。撮影や原稿作成を含む場合、掲載する施工事例が多い場合は、さらに期間がかかります。

Q2. 費用はどのくらいかかりますか?

A. digrartのコーポレートサイトの参考価格は、トップページ+10ページで1,045,000円〜(税込)です。ページ数やCMSの構成、撮影の有無で変わります。工程ごとの内訳は料金のご案内をご覧ください。

Q3. 施工事例は何件くらい用意すればいいですか?

A. 件数に決まりはありませんが、公開時点で複数のテイストや坪数の事例が並んでいると、見に来た方が自分に近い家を見つけやすくなります。少ない場合は、1件あたりの情報量を増やす方向で設計します。

Q4. 写真は自分たちで撮ってもいいですか?

A. お知らせや現場の様子であれば問題ありません。ただし、トップページのメインビジュアルと施工事例は印象を大きく左右するため、プロのカメラマンによる撮影をおすすめしています。

Q5. 公開後、自社で更新できますか?

A. WordPressなどのCMSを設置し、施工事例やお知らせを社内で追加・修正できる形にしています。どこまで自社で触れるようにするかは、更新担当者の状況にあわせて設計します。

Q6. 保守や更新代行もお願いできますか?

A. 対応しています。更新の頻度と範囲によって内容が変わりますので、公開前にご相談ください。

まとめ:工務店のホームページは、会う前の営業担当

注文住宅をメインで検討している人の64%が、見学・商談・資金計画の相談など、いずれかのオンライン利用を経験しているいま、ホームページは会社案内ではなく、会う前の営業担当のような役割を持っています。必要なのは、施工事例が探せること、誰と家づくりをするのかが見えること、そして相談への入口がわかりやすいことです。

「そろそろ見直したほうがいいかもしれない」と感じた時点が、着手するタイミングだと思います。大阪で工務店・建築会社のホームページ制作をご検討中の方は、digrartにお気軽にご相談ください。現在のサイトの課題を先に知りたい場合は、無料のWebサイト診断からでも構いません。

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この記事を書いた人

digrart編集部

大阪市中央区にて2010年よりWeb制作・運用支援を行い、1,000件以上の実績を持つWeb制作会社「digrart(ディグラート)」編集部が、本記事を執筆・監修しています。
現場で培った豊富な知見を活かし、Webサイト制作、ECサイト制作、SEO対策、Webコンサルティングの実践的なハウツーをお届けします。
初心者からプロまで、Web戦略の成功をサポートする実務ベースの情報が満載です。

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