ホームページ用写真はプロに頼むべき?自社撮影する場合の注意点とは

ホームページ制作において、写真は想像以上に重要な要素です。実際、サイト全体の印象はデザインだけで決まるものではなく、掲載されている写真品質によって大きく左右されます。
そのため、digrartでは、可能であればプロカメラマンによる撮影をおすすめしています。特に店舗やオフィス、スタッフ写真などは、撮影品質によってサイト全体の信頼感や高級感が大きく変わります。
ただ、ホームページ制作では予算全体の兼ね合いもあり、「撮影費はできるだけ抑えたい」「まずは自社で撮影したい」というケースも少なくありません。しかし、自社撮影は決して簡単なものではなく、何も意識せず撮影すると、サイト全体が素人っぽく見えてしまう場合があります。
最近はスマートフォンのカメラ性能も向上していますが、機種による差は非常に大きく、特にエントリーモデルや古い機種では画質面で厳しいケースも少なくありません。そのため、自社撮影を選ぶ場合でも、最低限の機材や撮影環境を整えたうえで進めることが重要です。
本記事では、実際に制作現場で困ることの多い写真例も交えながら、自社撮影を行う場合に最低限意識したいポイントについて解説します。
この記事で分かること
- プロ撮影と自社撮影の違い
- 写真品質がサイト全体の印象や信頼感に与える影響と、制作会社がプロ撮影をおすすめする理由
- 使いにくい写真の具体例
- 暗い・ブレ・低画質・歪み・過剰加工など、制作現場で実際に困りやすい写真パターン
- 自社撮影で意識したいポイント
- 機材・明るさ・構図・歪み対策・共有方法まで、写真品質を上げる9つの実践ポイント
ホームページ用写真は本来プロ撮影がおすすめです
ホームページに掲載する写真は、単なる「挿絵」ではありません。サービス内容や会社の雰囲気、空間の印象、信頼感などをユーザーへ伝える重要な要素です。実際、同じデザイン・同じレイアウトであっても、使用する写真によってサイト全体の印象は大きく変わります。
特に店舗、クリニック、シェアオフィス、美容室など、空間そのものが商材になる業種では、写真品質の影響は非常に大きくなります。実際、制作現場でも「デザイン以上に写真の影響が大きい」と感じる場面は少なくありません。
digrartのホームページ制作(Webサイト制作)でも、写真は企画・デザインと並んで重視している要素のひとつです。
サイトの印象は写真で大きく変わる
例えば、暗い写真やブレた写真、生活感の強い写真が掲載されていると、それだけでサイト全体が古く見えたり、素人っぽい印象になってしまう場合があります。逆に、明るさや構図が整った写真を使用するだけでも、サイト全体の品質感は大きく向上します。
また、ホームページでは写真が大きく表示されるケースも多く、小さな違和感でも意外と目立ちやすくなります。SNSでは気にならなかった画質の粗さやブレ、歪みなどが、PC表示でははっきり見えてしまうケースも少なくありません。
自社撮影は「妥協案」であることを理解する
もちろん、予算の都合などから「まずは自社で撮影したい」というケースもあるかと思います。ただ、ホームページ用写真は想像以上に難しく、単純に「スマホで撮れば十分」というものではありません。
特に最近はスマートフォンの性能差も大きく、ハイエンドモデルとエントリーモデルでは、暗所性能や解像感、レンズ性能などに大きな違いがあります。そのため、自社撮影を行う場合でも、可能であればエントリーモデルのミラーレスカメラなどを用意し、最低限の撮影環境を整えたうえで進めることをおすすめします。
本来はプロへ依頼するのが理想ですが、自社撮影を行う場合でも「とりあえず撮る」のではなく、しっかり準備を行ったうえで撮影することが重要です。
こういう写真は使えない/使いにくい
もちろん、自社撮影の写真でも掲載できるケースはあります。しかし、実際の制作現場では「このままではサイトに使いづらい」という写真が送られてくることも少なくありません。
多少の明るさ補正やトリミングなどは制作側でも対応できますが、元画像の状態によっては修正にも限界があります。特にホームページでは写真が大きく表示されるため、小さな問題でも意外と目立ちやすく、サイト全体の品質へ影響してしまう場合があります。
暗い・ブレている写真
特に多いのが、室内で撮影した暗い写真や、手ブレしてしまっている写真です。スマートフォンは暗い場所だとシャッタースピードが遅くなりやすく、少し動いただけでもブレが発生する場合があります。
スマートフォン画面では気にならなくても、PC表示ではブレやノイズがはっきり見えてしまうケースも少なくありません。結果として、サイト全体が古く見えたり、素人っぽい印象につながる場合があります。
画質が低く圧縮されている写真
撮影した写真をLINEやSNS経由で共有した結果、画像が圧縮されてしまっているケースもよくあります。また、スクリーンショット画像が送られてくることもあります。
圧縮された画像は、拡大すると輪郭がぼやけたり、ノイズが目立ったりするため、ホームページへ掲載した際に画質の粗さが目立ちやすくなります。特にトップページなど大きく表示する箇所では影響が大きくなります。
構図が極端でトリミングできない写真
被写体をギリギリまで大きく写した写真や、余白がほとんど無い写真も、実際のWeb制作では使いづらい場合があります。
ホームページでは、PC・スマートフォンなど複数サイズへ対応する必要があるため、デザイナー側でトリミングやレイアウト調整を行うケースが少なくありません。しかし、最初から余白が少ない写真だと調整の自由度が大きく下がってしまいます。
また、写真上へ文字を配置したい場合にも、余白が無いことでデザインが成立しにくくなるケースがあります。
室内写真が大きく歪んでいるケース
シェアオフィスや店舗、クリニックなど、空間そのものが商材になるサイトでは、室内写真の「歪み」が大きな問題になる場合があります。特にスマートフォンの広角撮影や0.5倍撮影では、壁や柱、ドアなどの縦線が斜めになってしまうケースが少なくありません。
これは「部屋を広く見せたい」という意識から、狭い場所で無理に広角撮影を行うことで起こりやすくなります。しかし、不自然に歪んだ室内写真は、逆に安っぽい印象につながる場合があります。
また、このような歪みはPhotoshopなどで補正できるケースもありますが、元画像によっては完全に修正しきれないことも少なくありません。
加工が強すぎる写真
スマートフォンアプリのフィルターやHDR加工を強くかけすぎている写真も注意が必要です。彩度が極端に高かったり、不自然に輪郭が強調されていたりすると、サイト全体が安っぽく見えてしまう場合があります。
また、複数写真で加工の雰囲気がバラバラだと、サイト全体の統一感が崩れてしまいます。写真単体では良く見えても、Webサイト全体へ並べた時に違和感が出るケースは少なくありません。
自社撮影でも最低限意識したいポイント
もちろん、プロカメラマンと同じ機材や技術をすべて揃える必要はありません。しかし、自社撮影を行う場合でも、最低限の準備や撮影環境を整えるだけで写真品質は大きく改善できる場合があります。
特にホームページ用写真では、「綺麗に撮ること」だけではなく、「Webサイト上で使いやすいこと」も重要になります。
撮影用にしっかり時間を確保する
自社撮影でありがちなのが、「普段の業務のついで」に短時間で撮影してしまうケースです。しかし、ホームページ用写真は会社や店舗の印象を左右する重要な素材です。可能であれば撮影用にしっかり時間を確保し、撮影前の準備まで含めて行うことをおすすめします。
例えば、デスク周りの整理整頓、不要な物の片付け、ケーブル類の処理、スタッフの服装調整などを行うだけでも印象は大きく変わります。撮影時には気づかなかった生活感や雑多な情報が、後から写真を見ると意外と目立つケースは少なくありません。
可能であればミラーレスカメラを用意する
最近の高性能スマートフォンは非常に優秀ですが、機種による性能差は大きく、特にエントリーモデルや古い機種では、暗所性能や解像感、レンズ性能などの面で厳しいケースがあります。
そのため、自社撮影を前提にするのであれば、可能であればエントリーモデルでも構わないのでミラーレスカメラを用意することをおすすめします。背景の自然なボケ感や画質面で有利になるだけでなく、ホームページ用写真として安定した品質を確保しやすくなります。
もちろん、カメラを用意すれば自動的に綺麗な写真になるわけではありません。ただ、「自社撮影で進める」という選択をする以上、最低限撮影品質へ投資する意識は重要です。
明るさを確保する
ホームページ用写真では、明るさが非常に重要です。暗い写真はそれだけで古い印象や閉鎖的な印象につながる場合があります。
可能であれば日中の自然光を活用し、必要に応じてライトやレフ板を使用することで、写真全体を明るく見せやすくなります。特に室内撮影では、見た目以上に暗く写るケースが多いため注意が必要です。
三脚を使ってブレを防ぐ
室内撮影ではシャッタースピードが遅くなりやすく、少しの手ブレでも画質低下につながる場合があります。そのため、可能であれば三脚の使用をおすすめします。
特にオフィスや店舗などの室内写真では、ブレの有無だけでも写真品質に大きな差が出ます。高価な機材を揃える前に、まずはブレを防ぐ環境を整える方が重要なケースも少なくありません。
背景を整理し、必要に応じてぼかす
背景情報が多すぎると、被写体よりも周囲へ視線が散ってしまう場合があります。そのため、不要な物を片付けたり、背景を整理したうえで撮影することが重要です。
また、背景をぼかすことで被写体を目立たせやすくなります。ただし、スマートフォンのポートレート機能は輪郭処理が不自然になる場合もあるため、過度なぼかしには注意が必要です。
写真は少し引きで撮影する
被写体をギリギリまで大きく写すのではなく、少し余白を持たせて撮影することをおすすめします。ホームページでは、デザイナー側でトリミングや文字配置を行うケースが多いためです。
特にトップページやバナーでは、写真上へテキストを配置する場合があります。また、PC・スマートフォンで表示サイズも変わるため、余白がある写真の方がレイアウト調整を行いやすくなります。
室内写真では「歪み」に注意する
室内写真では、壁や柱、ドアなどの縦線が斜めになってしまうケースがあります。特にスマートフォンの広角撮影や0.5倍撮影では、部屋を広く見せやすい反面、写真端の歪みが強く出やすくなります。
実際、シェアオフィスや店舗サイトなど、空間そのものが商材になるケースでは、この歪みがサイト全体の品質へ大きく影響する場合があります。Photoshopなどで補正できるケースもありますが、元画像によっては完全に修正しきれないことも少なくありません。
そのため、撮影時にはカメラを極端に傾けず、グリッド表示などを活用しながら水平・垂直を意識することが重要です。また、無理に広く写そうとせず、少し離れて自然な画角で撮影した方が綺麗に見えるケースも多くあります。
写真の統一感を意識する
写真単体では問題なく見えても、ホームページへ並べた際に統一感が無いことで素人っぽく見えてしまうケースがあります。
例えば、写真ごとに明るさや色味、構図、縦横比が大きく異なると、サイト全体にまとまりが無くなります。可能であれば同じ時間帯・同じ環境でまとめて撮影することで、統一感を出しやすくなります。
元画像は圧縮せず共有する
撮影後の共有方法にも注意が必要です。LINEやSNS経由で送信すると、自動圧縮によって画質が大きく低下する場合があります。
制作会社へ共有する際は、可能であればクラウドストレージなどを利用し、元画像のまま共有することをおすすめします。特にトップページ用写真では、元データ品質がサイト全体の見え方へ大きく影響します。
まとめ|写真品質はホームページ全体の印象を左右します
ホームページ制作において、写真は単なる補足要素ではなく、サイト全体の印象や信頼感を大きく左右する重要な素材です。実際、デザイン以上に写真品質の影響が大きいと感じる場面も少なくありません。
そのため、digrartでは、可能であればプロカメラマンによる撮影をおすすめしています。特に店舗やオフィス、人物写真などは、撮影品質によってサイト全体の見え方が大きく変わります。
もちろん、予算の都合などから自社撮影を行うケースもあるかと思います。ただ、自社撮影は決して簡単なものではなく、「スマホで適当に撮れば大丈夫」というものではありません。実際、機材や撮影環境、撮り方によって、サイト全体の品質は大きく変わります。
そのため、自社撮影を行う場合でも、撮影時間をしっかり確保し、必要に応じてミラーレスカメラや三脚、照明などを用意したうえで、できる限り良い状態で撮影することが重要です。また、撮影前の段階で制作会社へ相談していただくことで、必要な構図やサイズ感なども共有しやすくなります。
良いホームページを作るためには、デザインだけでなく、写真品質にもこだわることが重要です。これからホームページ制作を検討されている方は、ぜひ写真の重要性にも目を向けてみてください。
digrartでは中間マージン不要でのカメラマンの紹介や自社撮影時のアドバイスを行っています。ぜひ一度digrartへご相談ください。
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この記事を書いた人
大阪市中央区にて2009年よりWeb制作・運用支援を行い、1,000件以上の実績を持つWeb制作会社「digrart(ディグラート)」編集部が、本記事を執筆・監修しています。
現場で培った豊富な知見を活かし、Webサイト制作、ECサイト制作、SEO対策、Webコンサルティングの実践的なハウツーをお届けします。
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