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Webサイトが重い理由を解説!原因を知って対処する方法【表示速度改善】

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離脱率改善のカギ Webサイトが重い理由 原因特定と対処法 PageSpeed Insights活用

普段Webサイトを利用していて「このサイト、表示されるのが遅いな(重いな)」と感じたことはありませんか?
知りたい情報があるのに画面がなかなか切り替わらないと、ほんの数秒のことでも大きなストレスを感じてしまうものです。

これは、あなたのWebサイトを訪れるユーザーにとっても同じです。「サイトの重さ」は、Webサイト運営における「成果(コンバージョン)」を左右する重大な課題と捉えるべきでしょう。

今回は、Webサイトの表示速度が遅くなる原因と、そのデメリット、そして改善に向けた具体的な対処法について解説します。

※本記事は2024年11月5日に公開された記事を、最新のSEO事情に合わせて全面的に加筆・修正したものです。

表示速度の目安は「3秒」以内

一般的に、ページの読み込み速度は「3秒以内」が理想とされています。
これを超えると、ユーザーが待ちきれずにサイトを離れてしまう(直帰する)可能性が急激に高まります。特にモバイルユーザーは通信環境や移動中の閲覧といった状況から表示速度に敏感で、数秒の遅れでもストレスを感じます。「たかが3秒、されど3秒」なのです。

また、単に画面が表示されるだけでなく、ボタンを押したりリンクをクリックしたりできるようになるまでの「操作可能になるまでの時間」も重要です。この時間が長いと、ユーザーは「サイトの反応が悪い」と感じてしまいます。

Webサイトが重いことによる3つのデメリット

誰もが素早く情報を得たいと考えている現代において、Webサイトが重いことはビジネスチャンスを逃す要因となります。

1. ユーザーの離脱が増える

表示速度の遅延はユーザビリティ(使いやすさ)を損ない、離脱率を上昇ませます。
例えば、検索エンジンからあなたのサイトにアクセスしようとした際、読み込みに時間がかかると、多くのユーザーはブラウザの「戻る」ボタンを押して競合他社のサイトへ移動してしまいます。

また、ECサイトなどでは、ページの読み込みが遅いと購買意欲(テンション)が下がり、カゴ落ちの原因にもなります。ブログやニュースサイトであっても、記事が表示される前に離脱されてしまえば、せっかくのコンテンツも読まれることはありません。

2. 検索順位やSEOへの悪影響

Googleなどの検索エンジンは「ユーザーファースト」を掲げており、ページの表示速度を検索順位の評価基準(ランキングシグナル)の一つとして採用しています。

表示速度が極端に遅いサイトは「ユーザー体験が悪い」と判断され、検索結果の順位が下がる可能性があります。逆に言えば、表示速度を改善することは、SEO(検索エンジン最適化)においても有効な施策となります。

3. 売上・信頼性の低下

Webサイトの動きが重いと、ユーザーに「このサイトはちゃんと管理されているのかな?」「セキュリティは大丈夫かな?」という不安を与えてしまいます。

特にクレジットカード情報を入力するECサイトや、個人情報を送信するお問い合わせフォームにおいて、動作の遅さは致命的です。スムーズで快適な操作感を提供することは、企業の信頼性を高め、売上やお問い合わせ数の増加につなげるための必須条件と言えます。

サイトスピードの測り方

改善に着手する前に、まずは自社サイトの現状を数値で把握しましょう。
サイトスピードを計測するツールはいくつかありますが、Googleが提供する無料ツール「PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)」が最もポピュラーで信頼できます。

PageSpeed Insightsの使い方と見方

PageSpeed Insightsの画面

使い方は簡単で、診断したいページのURLを入力して「分析」ボタンを押すだけです。PCとモバイルそれぞれのスコアが表示され、改善すべき項目が提示されます。

評価 スコア 表示カラー
Good(速い) 90~100 グリーン
Medium(平均) 50~89 オレンジ
Low(遅い) 0~49 レッド

関連リンク:PageSpeed Insights

Webサイトが重くなる主な原因と対処法

では、具体的に何がサイトを重くしているのでしょうか? 主な原因は以下の7つに分類されます。

1. 画像データの容量過多

最も多い原因がこれです。高解像度の写真をそのままアップロードしていたり、スマホ表示なのにPC用の巨大な画像を読み込ませていたりすると、通信量が肥大化します。

【対処法】

  • 画像をWeb用に圧縮してからアップロードする(TinyPNGなどのツールを活用)。
  • 適切な画像フォーマット(JPEG, PNG, WebPなど)を使い分ける。
  • 遅延読み込み(Lazy Load)を設定し、画面に表示されるタイミングで画像を読み込むようにする。

2. 動画やアニメーションの多用

動画やリッチなアニメーションは視覚的なインパクトがありますが、処理負荷は画像よりも遥かに高くなります。特に自動再生される動画や、画面全体を覆うような演出は読み込み時間を大幅に延ばす原因です。

【対処法】

  • 動画はYouTubeなどの外部埋め込みを利用し、サーバー負荷を分散する。
  • 過度なアニメーション演出を控え、必要な箇所に絞る。

3. JavaScript・CSSの肥大化

Webサイトに動きをつける「JavaScript」や、見た目を整える「CSS」のファイルサイズが大きいと、ブラウザの処理に時間がかかります。特にWordPressなどのCMSを使用している場合、プラグインが自動で出力する大量のコードがボトルネックになることがあります。

4. コンテンツ・DOM要素の過多

1ページ内に情報を詰め込みすぎると、HTMLの構造(DOM要素)が複雑になり、ブラウザがページを描画(レンダリング)するのに時間がかかります。コンテンツが多いこと自体はSEOに有利な場合もありますが、表示速度とのバランスが重要です。

5. フォント(Webフォント)の多用

Google FontsなどのWebフォントはデザイン性を高めますが、日本語フォントは文字数が多いためファイルサイズが大きくなりがちです。複数のフォントファミリーを読み込むと、ダウンロードに時間がかかり、「FOIT(フォントが読み込まれるまで文字が表示されない現象)」を引き起こすこともあります。

6. 不要なタグやコードの蓄積

制作から時間が経ったサイトでは、すでに使われていない計測タグや、削除したはずの機能の残骸コードが裏側で読み込まれ続けていることがあります。これらは無駄な通信を発生させる原因となります。

【対処法】

  • Googleタグマネージャー(GTM)などを活用し、タグを一元管理・整理する。
  • ソースコードの最適化(Minify化)を行う。

7. サーバー環境のスペック不足

どれだけサイトの中身を軽量化しても、データを配信する「サーバー」の性能が低ければ表示速度は上がりません。安価な共有サーバーや、何年も前に契約した古いプランのまま運用している場合、サーバーの応答速度自体が遅い可能性があります。

【対処法】

  • PHPのバージョンを最新にする(高速化が見込めます)。
  • XserverやConoHa WINGなど、高速処理を売りにしているサーバーへの乗り換えを検討する。

まとめ

Webサイトが重くなる理由は一つではなく、画像、コード、サーバー環境など、様々な要因が複合的に絡み合っているケースがほとんどです。

まずはPageSpeed Insightsで現状を把握し、できるところから一つずつ改善していくことが大切です。「画像の圧縮」や「サーバーの見直し」だけでも、劇的に改善することは珍しくありません。

もし、「専門的な修正箇所が多くて手が出せない」「どこから手を付ければいいか分からない」という場合は、ぜひdigrartにご相談ください。現状のサイトを診断し、最適な高速化プランをご提案いたします。

SEOに強いサイト設計や順位上昇をご検討の方は、ぜひ一度ご相談ください。
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この記事を書いた人

digrart編集部

大阪市中央区にて2009年よりWeb制作・運用支援を行い、1,000件以上の実績を持つWeb制作会社「digrart(ディグラート)」編集部が、本記事を執筆・監修しています。
現場で培った豊富な知見を活かし、Webサイト制作、ECサイト制作、SEO対策、Webコンサルティングの実践的なハウツーをお届けします。
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