【大阪の食品・ギフト事業者へ】makeshopが「お歳暮・お中元」などの贈答ECに強い理由

「食の都」大阪には、菓子、加工食品、酒類など、贈答用に適した素晴らしい商材を持つ企業様が数多くいらっしゃいます。
しかし、ECサイト(ネットショップ)でこれらのギフト商品を販売しようとした時、多くの担当者様が「日本の贈答文化特有のシステム課題」に直面します。
「お中元で一度に10人に送りたいと言われたが、カートの仕様でできない」
「『のし』の種類や名入れの指定が複雑で、お客様が注文画面で離脱してしまう」
こうした課題を標準機能で解決できるカートシステムとして、私たちは国産の「makeshop(メイクショップ)」を推奨することが多いです。
本記事では、なぜmakeshopが食品・ギフトECにおいて強いのか、その具体的な理由と機能について解説します。
海外製カートでは難しい?「日本のギフトEC」の特殊性
ECサイト構築の選択肢として、世界シェアNo.1の「Shopify(ショッピファイ)」も非常に人気です。しかし、こと「日本の贈答(ギフト)」に関しては、Shopifyなどの海外製カートは標準機能だけでは対応しきれない部分があります。
それは、欧米にはない「お中元・お歳暮・内祝い」といった独自の商習慣があるからです。
Shopifyとmakeshopの全体的な比較については、以下の記事で詳しく解説しています。まずは両者の違いを知りたい方はこちらをご覧ください。
関連記事:Shopifyとmakeshopの徹底比較|「デザイン自由度」と「日本独自の商習慣」どっちを優先する?
makeshopがギフト・食品ECに選ばれる3つの理由
では、具体的にどのような機能がギフト販売に適しているのでしょうか。大きく3つのポイントがあります。
1. 必須機能である「複数配送先設定」が標準搭載
お中元やお歳暮では、1人のお客様が「商品は同じゼリーのセットで、送り先は親戚や取引先など10件」という注文を行うケースが多々あります。
多くのECカートでは「1注文につき配送先は1箇所」が基本ですが、makeshopは標準で「複数のお届け先」に対応しています。
お客様は1回の決済で複数の送り先を指定でき、送り主(依頼主)の名前も変更可能です。この機能があるだけで、法人需要や大量注文の取りこぼしを劇的に防ぐことができます。
※Shopifyで同様のことを行うには、有料アプリの導入や月額数万円〜の上位プランの契約が必要になるケースがあります。
2. きめ細やかな「のし・ラッピング・名入れ」設定
「紅白蝶結び」「紅白結び切り」「黒白結び切り」…。
用途に合わせた「のし」の種類の選択や、「内のし・外のし」の区別、さらには「表書き(御祝、粗品など)」や「名入れ」の指定。
makeshopでは、これらの選択肢を商品購入画面にスムーズに組み込む機能が用意されています。
備考欄にフリーテキストで書いてもらう運用だと、記載漏れによる確認電話の手間が発生しますが、選択式にすることで受注業務の効率化にもつながります。
3. 温度帯(常温・冷蔵・冷凍)ごとの配送制御
食品ECで避けて通れないのが「温度帯」の問題です。
「冷凍のハンバーグ」と「常温のクッキー」を同時にカートに入れられた場合、同梱して送ることはできません。
makeshopでは、商品ごとに温度帯アイコンを表示したり、温度帯が異なる商品の同時購入を制限(または送料を個別に計算)する機能設定が可能です。
これにより、お客様への誤配送や送料計算のミスをシステム側で防ぐことができます。
BtoB(卸売り)や法人ギフトへの拡張性
大阪の食品事業者様の中には、一般消費者向け(BtoC)だけでなく、飲食店や小売店への卸売り(BtoB)を強化したいというニーズも多いでしょう。
makeshopには「BtoBオプション」という機能があり、以下のような設定が可能です。
- 会員ランク別価格: 一般客には定価、取引先Aには掛率80%、取引先Bには70%で表示。
- クローズドサイト: 会員登録した業者だけが入れるサイトにする。
- 見積書発行: カート画面から見積書を自動発行する。
ギフト需要と卸売り需要を1つのシステムで管理できる点も、makeshopの大きなメリットです。
卸取引をメインにしたECサイト構築については、以下の記事でも他社カートと比較しながら解説しています。
関連記事:【2025年版】BtoB向けECサイト制作に強いプラットフォーム5選と選び方の基準
お得にmakeshopを始める方法
機能が充実している分、初期費用や月額費用が気になる方もいらっしゃるかと思います。
現在、makeshop認定パートナーである弊社digrart経由でのお申し込みで、「初期費用無料」などの特典が受けられるキャンペーンを実施中です。
通常11,000円の初期費用が無料になり、さらに無料体験期間も延長されます。コストを抑えてスタートしたい方は、ぜひ詳細をご確認ください。
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まとめ:大阪の「食」を全国へ届けるために
デザイン性の高さも重要ですが、ギフトECにおいて最も重要なのは「贈り主がストレスなく注文でき、相手に失礼なく届くこと」です。
そのための機能が標準で揃っているmakeshopは、日本の食品・ギフト事業者にとって非常に強力な味方となります。
digrartでは、makeshopの構築実績が豊富にあり、「おいしそうに見えるデザイン」と「買いやすい機能」を両立させたECサイト制作を得意としています。
大阪で食品・ギフトECサイトの構築やmakeshopへの乗り換えをご検討の方は、ぜひ一度ご相談ください。
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関連サービス:大阪のECサイト制作・構築・運用代行
この記事を書いた人
大阪市中央区にて2009年よりWeb制作・運用支援を行い、1,000件以上の実績を持つWeb制作会社「digrart(ディグラート)」編集部が、本記事を執筆・監修しています。
現場で培った豊富な知見を活かし、Webサイト制作、ECサイト制作、SEO対策、Webコンサルティングの実践的なハウツーをお届けします。
初心者からプロまで、Web戦略の成功をサポートする実務ベースの情報が満載です。
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