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スモールスタートの運用改善|予算がなくてもできる、月1回のミーティングとプチ改修の積み重ね

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一気に変えず、着実に育てる 予算ゼロからの運用改善 勝ち筋を見つける定例会 プチ改修の積み重ねが大きな成果を生む

「ホームページをリニューアルしたいけれど、今はまとまった予算が取れない」「どこから手をつければいいか分からず、数年間放置してしまっている」――このような状況に陥っている企業様は少なくありません。

Webサイトは「作って終わり」ではなく、育てていくものです。一度に数百万円を投じてフルリニューアルをする勇気がなくても、月1回の状況確認と、わずかなプチ改修を積み重ねる「スモールスタート」の運用であれば、リスクを抑えつつ確実に成果を積み上げることが可能です。

本記事では、最新の統計データが示すWeb集客の現実を交えながら、合理的で継続可能な運用手法をプロの視点で深掘りします。

なぜ「一度のリニューアル」より「毎月のプチ改修」なのか

多額の予算をかけて一気にサイトを作り変えても、それが必ずしも正解とは限りません。ユーザーの反応を見ずに想像だけで作ったサイトは、公開後に「期待したほど反響がない」というリスクを孕んでいるからです。

データが証明する「表示速度」と「離脱」のシビアな関係

スモールスタートの運用でまず着手すべきは、ユーザーにストレスを与えないための微調整です。Googleの調査によると、ページの読み込み時間が1秒から3秒に増えるだけで離脱率は32%上昇し、5秒を超えると90%近くまで悪化するというデータがあります。

大がかりなデザイン変更よりも、重すぎる画像を軽量化するといった「プチ改修」の方が、直ちに反響率(CVR)を改善するケースは非常に多いのです。

出典:PageSpeed Insights について – Google Developers
参考:Why speed matters – web.dev (Google公式)

大阪らしい「合理的投資」とリスクヘッジ

大阪のビジネスシーンにおいては、不確かなものに大金を投じるよりも、まずは小さく試して「手応え」を掴んでから予算を投下する手法が非常に合理的です。毎月数万円程度の「プチ運用」であれば、社内決裁も通りやすく、万が一の失敗によるダメージも最小限で済みます。

大阪の企業に多い「もったいない」放置事例

多くのサイトを診断してきた中で、非常によく見かける「少し直せば成果が出るのに放置されている」もったいない事例をご紹介します。

1. 広告費をかけながら、出口(フォーム)が壊れている

月10万円の広告を出していても、お問い合わせフォームがスマホで入力しづらかったり、エラーが出やすかったりしては、ドブにお金を捨てているのと同じです。フォームの修正という「数時間のプチ改修」だけで、反響が2倍になることも珍しくありません。

2. 「お知らせ」が数年前で止まっている

情報の鮮度は、ユーザーがその企業を「信頼できるか」を判断する極めて重要な指標です。総務省の調査データでは、インターネット上の情報の信憑性を確認する際、多くのユーザーが内容の妥当性と並んで「発信された日時が新しいか(情報の新しさ)」を重視していることが示されています。

「お知らせ」が止まっているだけで、ユーザーは無意識に「この会社は活動していないのではないか」という不信感を抱きます。実績を1件追加する。これだけでサイトの信頼性は劇的に向上します。

根拠データ:令和4年版 情報通信白書(情報の信憑性の確認基準) – 総務省

3. セキュリティ対策の遅れ

「更新が面倒だから」とCMSを放置すると、サイト改ざんのリスクが高まります。これはスモールスタート運用における「守り」の必須項目です。

参考:日常における情報セキュリティ対策(ソフトウェアの更新など) – IPA

【ロードマップ】3ヶ月で勝ち筋を見つけるステップ

スモールスタート運用を始めた際、どのようにサイトが育っていくのか。具体的な3ヶ月のイメージをご紹介します。

期間 実施内容(プチ改修) 目指すゴール
1ヶ月目 計測タグの整備・重要箇所の文言修正 正確なデータを取れる状態にし、離脱の激しい箇所の「応急処置」を完了。
2ヶ月目 バナー作成・フォームの項目最適化 ユーザーを目的のページへ誘導し、お問い合わせへの心理的ハードルを下げる。
3ヶ月目 反響のあった施策の強化・記事追加 「こうすれば反響が来る」という自社独自の勝ちパターンを特定。

賢い予算配分:運用の「黄金比」とは

限られた予算で最大の結果を出すには、お金をかける場所を間違えてはいけません。プロが推奨する「成果が出る予算配分」は以下の通りです。

戦略・数値解析(脳):40%

ただ闇雲に直すのではなく、「どこを直すべきか」を見極めるための解析と、月1回のミーティングによる戦略立案にしっかり予算を割きます。

実作業・プチ改修(手足):60%

特定した課題に対し、バナー作成やコーディング修正などの実作業を行います。一度にすべてを直そうとせず、今月は「これだけはやる」と決めて集中投下するのがコツです。

💡 Webコンサルを外注する本当のメリット
プロの視点が入ることで、最短距離での「予算配分」が可能になります。
関連記事:Webコンサルタントを「採用」するより「外注」すべき理由

まとめ:小さな変化が1年後に大きな差を生む

1ヶ月にたった1%ずつサイトを改善し続けると、1年後には複利効果でサイトのパフォーマンスは大きく向上します。いきなり満点を目指す必要はありません。まずは月1回のミーティングから、スモールスタートで「育てる運用」を始めてみませんか?

digrartでは、大阪の企業様の身の丈に合った、合理的で成果の見える運用プランをご提案しています。予算の悩みも含め、まずはお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

digrart編集部

大阪市中央区にて2009年よりWeb制作・運用支援を行い、1,000件以上の実績を持つWeb制作会社「digrart(ディグラート)」編集部が、本記事を執筆・監修しています。
現場で培った豊富な知見を活かし、Webサイト制作、ECサイト制作、SEO対策、Webコンサルティングの実践的なハウツーをお届けします。
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