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LP構成の作り方|成果が出るランディングページ構成テンプレート【8要素】

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成果が出るランディングページの構成案(ワイヤーフレーム)と要素配置の全体図

ランディングページ(LP)を制作する際、いきなりデザインから着手するのは失敗の典型です。多くの場合、成果(コンバージョン率)はデザイン以前の「構成」の良し悪しに大きく左右されます。本記事では、発注者として知っておくべきLP構成の基本と、成果を出すための8つの必須要素、そして設計手順を詳しく解説します。

【この記事で分かること】
  • LP構成が重要な理由:成果を出すLPの土台となる構成案とワイヤーフレームの役割。
  • 成果が出るLPの8つの構成テンプレート:ユーザーの心理変容に合わせた構成(心理的フローの再現)。
  • LP構成を作る具体的な設計手順:ターゲット設定からワイヤーフレーム作成までの具体的なステップ。

LP構成とは

LP構成とは、ユーザーにどのような順番で情報を伝え、最終的にアクション(購入や問い合わせ)へ繋げるかという「情報の設計図」のことです。この構成を視覚化したものが「ワイヤーフレーム」と呼ばれます。

LPは通常のWebサイトと異なり、上から下へ読み進めるだけでユーザーの疑問を解消し、納得感を醸成しなければなりません。そのため、論理的な順序でメッセージを配置する構成力が不可欠です。

発注を検討する場合は「構成案の説明責任(なぜこの順番なのか)」「根拠(実績・FAQの設計)」「CTAの設置意図」が言語化されているかを判断基準にすると、成果につながるLPになりやすくなります。あわせて、制作会社側の提案を評価する観点はLP制作会社の選び方でも整理しています。

LP構成テンプレート(まず全体像)

この8要素は「興味づけ(FV)→課題の自覚(問題提起)→信頼形成(共感〜実績)→不安解消(FAQ)→行動(CTA)」という心理の流れを再現するための型です。順番を崩すと、ユーザーが納得する前に売り込みに見えたり、行動したいタイミングで迷わせたりしてCVRが下がりやすくなります。

順序 要素名 設計理由・役割 具体的な掲載内容
1 ファーストビュー 3秒以内の興味付け キャッチコピー、メイン画像、No.1実績等の権威付け、CTAボタン
2 問題提起 課題の言語化 ユーザーが抱える悩みの提示、現状の不利益の指摘
3 共感 心理的距離の短縮 「その悩み、よくわかります」という寄り添い、背景への理解
4 解決策 解決の道筋提示 商品・サービスがどのように課題を解決するかの論理説明
5 商品説明 ベネフィットの理解 具体的な機能、特徴、それによって得られる変化(未来)
6 実績・お客様の声 社会的証明と信頼 導入社数、数値データ、メディア掲載、お客様の声(Before/After)
7 よくある質問 最終的な不安払拭 料金、納期、契約形態、サポート体制などの懸念への回答
8 CTA 具体的な行動喚起 申し込み、資料請求、問い合わせへの明確な誘導

LP構成の作り方(設計手順)

構成案をワイヤーフレームに落とし込むまでの手順を整理します。広告やキャンペーン施策でLPを運用する場合は、「誰に」「何を」「どの順番で伝えるか」に加えて、公開後の計測や改善まで見据えた設計が重要になります。外注を検討する場合に、構成設計(ワイヤーフレーム)からコピー・デザイン、計測・改善までをどう設計するかは大阪のLP制作に整理しています。

1. ターゲット設定

「誰に」届けるのかを定義します。単なる属性だけでなく、どのような状況で、どんな言葉に反応するのかというペルソナ(詳細な人物像)を深く掘り下げます。ターゲットが具体的であるほど、メッセージの純度が高まるからです。

2. 検索意図分析

ユーザーがどのようなキーワードで検索してLPに流入するのかを分析します。検索の背景にある「知りたい(Know)」「解決したい(Do)」といった意図を把握し、それに対する答えを構成の優先順位に反映させます。

3. 訴求軸設計

競合他社と比較した際の、自社ならではの強み(USP)を明確にします。どの軸で差別化を図るのかを決定し、構成全体の背骨となるメッセージを策定します。トレードオフ(Aを強調するためにBを削る等)の判断もここで行います。

4. ワイヤーフレーム作成

分析に基づき、情報の配置を決めていきます。テキストだけでなく、図解の位置や写真のイメージを書き込むことで、デザイン段階での認識の乖離を防ぎます。これがLPの最終的な設計図となります。

構成が決まったら、次は実際のレイアウト設計であるワイヤーフレームに落とし込みます。具体的な作成手順やテンプレートは、LPワイヤーフレームの作り方で詳しく解説しています。

成果が出ないLP構成の典型パターン

多くのLPの中で、成果が出にくいものには構造的な問題があります。以下のパターンに当てはまっていないか確認してください。

  • 商品説明から始まるLP:ユーザーの悩みに寄り添う前に「売り」が先行すると、心理的抵抗を生み、即座に離脱されます。
  • CTAがページ下部にしかない:検討意欲が高まった瞬間にボタンが見つからないと、ユーザーは探す手間を嫌ってページを閉じてしまいます。
  • ベネフィットが弱い:機能の説明に終始し、「その商品を使うことでユーザーの生活がどう良くなるか」という未来が描けていないパターンです。

CTAの配置や文言は改善インパクトが大きい一方で、やり方を誤ると押し売りに見えて逆効果にもなります。具体的な設計の考え方はLPのCTA設計で整理しています。

LP構成とデザインの関係

デザインは、構成案で決めた情報の優先順位を「正しく伝えるための手段」です。一般的な制作の流れは以下の通りです。

  1. 構成設計:ターゲットと訴求軸を固める。
  2. ワイヤーフレーム:情報の順序と強弱を決定する。
  3. デザイン:構成の意図を視覚的に強調し、ユーザーの視線を誘導する。
  4. LPO改善:リリース後のデータを元に、構成の一部を微調整し続ける。

構成が固まったら、次は「その意図が3秒で伝わる見せ方(視線誘導・情報の強弱)」をデザインで作ります。LPの見た目設計や視線誘導の考え方は、LPデザインの基本で整理しています。

外注する場合は、「構成設計(なぜこの順番か)」の根拠が説明されているかを確認すると、見積の妥当性や成果の再現性を判断しやすくなります。

まとめ:設計理由のある構成が成果を生む

LP制作の成功は、いきなりデザインソフトを開くのではなく、論理的な「構成案(ワイヤーフレーム)」を練り上げることにかかっています。「なぜその順番で情報を伝えるのか」という設計理由を明確にすることで、公開後の改善もしやすくなります。

もし制作会社へ依頼する場合は、構成案の段階で「誰のどんな課題を、どの順番で解決する設計か」「CTAをどこに置き、なぜそこで押すのか」まで説明できるかを確認すると、見積の妥当性や成果の再現性を判断しやすくなります。

この記事を書いた人

digrart編集部

大阪市中央区にて2009年よりWeb制作・運用支援を行い、1,000件以上の実績を持つWeb制作会社「digrart(ディグラート)」編集部が、本記事を執筆・監修しています。
現場で培った豊富な知見を活かし、Webサイト制作、ECサイト制作、SEO対策、Webコンサルティングの実践的なハウツーをお届けします。
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