売れるランディングページのデザイン特徴とは?成果を出すための構成とトレンド

「LPのデザインをおしゃれにすれば、もっと商品が売れるはず」 そう考えて、見た目の美しさばかりを追求していませんか?
実は、ランディングページ(LP)において「美しいデザイン」と「売れるデザイン」はイコールではありません。 どんなに洗練されたビジュアルでも、ユーザーの視線の流れや心理を無視した設計では、コンバージョン(成果)には繋がらないのです。
本記事では、数多くのWeb制作実績を持つプロの視点から、「売れるLP」に共通するデザインの特徴と、2025年の最新トレンド、そして成果を最大化するための構成ロジックについて解説します。
なぜ「デザイン」で成果が劇的に変わるのか?
LPにおいてデザインは、単なる装飾ではありません。ユーザーの信頼を獲得し、行動(購入・問い合わせ)を促すための「機能」です。
3秒で決まる第一印象
ユーザーがLPを開いてから、そのページを読むか閉じるかを判断する時間は「わずか3秒(またはそれ以下)」と言われています。 この一瞬の間に「自分に関係がある」「信頼できそう」と感じさせなければ、どれほど良い商品を扱っていても中身を読んでもらえません。
信頼性とデザインの相関関係
ある調査によると、Webサイトの信頼性の75%はデザインによって判断されるというデータがあります。 特にB2Bや高額商材の場合、素人っぽいデザインは「この会社は大丈夫か?」という不安を与え、離脱の直接的な原因になります。
【2025年版】売れるLPのデザイン特徴とトレンド
Webデザインのトレンドは年々変化しています。最新の「売れるデザイン」には、どのような特徴があるのでしょうか。
① ミニマリズムとホワイトスペース(余白)
情報を詰め込みすぎたLPは、ユーザーを混乱させます。近年のトレンドは、あえて余白(ホワイトスペース)を大胆に使い、ユーザーの視線を「本当に見てほしい場所(キャッチコピーやボタン)」に集中させるミニマリズムです。余白を適切に取ることで、情報の優先順位が明確になり、可読性が飛躍的に向上します。
② 動画コンテンツの活用
静止画やテキストだけでなく、ファーストビューや商品説明に動画を取り入れる手法です。動画を埋め込んだLPは、静止画だけのページに比べてコンバージョン率(CVR)が最大86%向上するというデータもあります。特に商品の使用感やサービスの雰囲気を伝えるには、動画が最も効果的です。
③ モバイルファースト(スマホ最適化)
B2Cはもちろん、B2Bにおいてもスマホでの閲覧率は年々上昇しています。PCのデザインを単に縮小するのではなく、スマホユーザーの指の動き(親指でタップしやすい位置にボタンがあるかなど)を計算したUI/UX設計が不可欠です。
成果を出すための「鉄板構成」ワイヤーフレーム
デザインに着手する前に最も重要なのが、情報の設計図である「構成(ワイヤーフレーム)」です。売れるLPには、ユーザー心理に基づいた黄金の構成パターンが存在します。
デザインを作る前に必要な「構成案」の具体的な作り方や、鉄板の8要素については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:LPの「中身」は何を書く?成果が出る構成案・ワイヤーフレームの作り方と8つの鉄板要素
PASONAの法則などのフレームワーク
論理的にユーザーを説得するために、以下のような流れでコンテンツを配置するのが一般的です。
- Problem(問題提起): 顧客の悩みに共感する。
- Affinity(親近感): ターゲットに寄り添う姿勢を示す。
- Solution(解決策): 自社商品でどう解決できるか提示する。
- Offer(提案): 具体的な機能や特典を伝える。
- Narrowing down(絞り込み): 「今買うべき理由(限定性)」で背中を押す。
- Action(行動): 購入・問い合わせへ誘導する。
ファーストビュー(FV)の3要素
ページの冒頭には、以下の3つを必ず入れましょう。これが欠けていると直帰率が高まります。
- ベネフィット(利益): 使うとどうなるかが一目でわかる画像とコピー。
- 権威性(実績): 「No.1」「導入〇〇社」などのバッジ。
- CTA(ボタン): スクロールせずともアクションできるボタン。
ユーザー心理を操る「視線誘導」と「配色」
構成が決まったら、デザインの力でユーザーの視線をコントロールします。
視線誘導のパターン(Z型・F型)
人の視線は、横書きの媒体では「左上から右下」へ流れる傾向があります(Z型)。この習性を利用し、重要な情報(キャッチコピー)を左上に、行動を促すボタン(CTA)を右下や中央に配置することで、ストレスなく読み進めてもらえます。
コンバージョンボタン(CTA)の配色
「購入ボタンは何色が良い?」という議論によくありますが、正解は「緑」や「赤」といった特定の色ではありません。 重要なのは、ページ全体の配色に対して「補色(反対色)」を使い、目立たせることです。例えば、青ベースの信頼感あるデザインなら、ボタンはオレンジや黄色にしてコントラスト(対比)をつけるのが鉄則です。
デザインは作って終わりではない(LPO)
LPは公開した瞬間がスタートです。 実際にユーザーがどこを見ているのか、どこで離脱しているのかを分析し、デザインを微調整していくLPO(ランディングページ最適化)が成果を分けます。
もし、
- ヒートマップ分析: ユーザーが熟読しているエリアを可視化する。
- A/Bテスト: 「キャッチコピーA vs B」「メイン画像A vs B」でどちらがCVRが高いか検証する。
例えば、ファーストビューの画像を「商品単体」から「人が使っている写真」に変えるだけで、CVRが2倍になることも珍しくありません。
まとめ:売れるデザインには「根拠」がある
売れるランディングページのデザインは、デザイナーの感性だけで作られるものではありません。 ターゲットの心理、視線の流れ、最新のトレンド、そして膨大なテストデータに基づいた「論理的な設計」の上に成り立っています。
「今のLPのデザインが古い気がする」 「かっこいいページを作ったのに、なぜか売れない」
もしそのようなお悩みをお持ちなら、デザインの「根拠」を見直すタイミングかもしれません。
大阪のWeb制作会社digrart(ディグラート)では、見た目の美しさはもちろん、マーケティング視点に基づいた「成果を出すためのLP制作」を得意としています。
商品購入やお問い合わせを最大化するLP制作をご検討の方は、ぜひ一度ご相談ください。
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この記事を書いた人
大阪市中央区にて2009年よりWeb制作・運用支援を行い、1,000件以上の実績を持つWeb制作会社「digrart(ディグラート)」編集部が、本記事を執筆・監修しています。
現場で培った豊富な知見を活かし、Webサイト制作、ECサイト制作、SEO対策、Webコンサルティングの実践的なハウツーをお届けします。
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