サイト公開後、SEO対策って何をすればいいの?基本から方法まで解説!
SEO対策
大阪のホームページ制作会社digrart
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弊社ではホームページの新規作成だけではなく、リニューアルに関するご相談をいただくことも多いです。
集客力を上げたい、サービス内容が変わったのでサイトをリニューアルしたい、デザインやコンテンツを一新したい。またはホームページに新しい機能を追加したい。
など理由は様々ですが、多くの担当者の方はリニューアルしてサイトへの流入を増やしたいと考えられているかと思います。
ですが、サイトをリニューアルをしたからと言ってアクセスが増える訳ではありません。SEO対策を継続し、正しい方法でリニューアルされたサイトでなければ、なかなかすぐに成果を出すのは難しいでしょう。
そこで本記事は、サイトリニューアルにおけるSEO対策の注意点を開設いたします。
ホームページの耐用年数とは、作成されたウェブサイトが有効かつ効果的に機能する期間のことを指します。
技術の進歩やデザインのトレンド、SEOのアルゴリズムの変化など、多くの要因がこの耐用年数に影響を与えますが一般的には、ホームページの耐用年数は3〜5年と言われています。
Web技術は急速に進化しており、より高速で安全、かつユーザーフレンドリーなホームぺージが次々に作られています。 古い技術を使用しているサイトは、最新の技術と比較してパフォーマンスが劣ることが多く、競合他社と戦うためにはリニューアルが必要になります。
また、デザインのトレンドも時間とともに変わり、数年前に流行していたデザインや気に入っていたデザインが現在では妙に古臭く見えてしまうこともあります。
検索エンジンは定期的にアルゴリズムを更新し、時代に合わせユーザーに最適な検索結果を提供しようとしています。
これにより、SEO対策も変わり、最新のSEOトレンドに対応していないサイトは、検索順位が低下し、訪問者数が減少する可能性があります。
また企業のビジネスモデルやサービス内容が変わると、ホームページの内容や構造も変更する必要があり、今のホームページでは新しいビジネス要件を満たせない場合もあります。
ですが、サイトリニューアルしたからといって流入数がすぐに増加するとは限りません。 むしろ、リニューアル直後はアクセスが一時的に減少することもあります。これは、ページタイトルの変更やサイト構造の再設計、URLの変更など、さまざまな要因が検索エンジンに影響を与えるためです。 リニューアルはあくまで長期的な戦略の一環であり、Googleは、新たに公開されたWEBサイトやコンテンツを、3ヶ月間〜6ヶ月間かけて評価する傾向にあります。
その為、継続的なSEO対策やコンテンツの更新が不可欠です。
例えば、リニューアル後も定期的に新しいコンテンツを追加し、内部リンク構造を見直すことで、検索エンジンの評価を高めることができます。また、ユーザーのフィードバックを取り入れてサイトを改善し続けることも重要です。
このように、サイトリニューアルは慎重に計画し、適切な対策を講じることで、長期的に見てアクセスの増加を目指すことが大切です。 リニューアル直後の一時的なアクセス減少に一喜一憂せず、持続的な改善を続けることで、最終的にはサイト全体のパフォーマンス向上につながります。
SEO目線でサイトリニューアルを検討する際には、いくつかの重要なポイントを考慮する必要があります。
これらのポイントを押さえることで、検索順位を維持しながら、ユーザー体験を向上させることができます。
まず、PCとスマホでURLが異なると、ユーザーに戸惑いを与える可能性があります。
これにより、ユーザーがサイトから離脱するリスクが高まります。統一されたURL構造を持つことで、ユーザーはどのデバイスからでも同じコンテンツにアクセスでき、利便性が向上します。
統一されたURLを使用することで、検索エンジンがコンテンツを一つのURLとして認識し、評価を集中させることができます。
現在、多くのユーザーがスマホを利用してインターネットを閲覧しています。Googleを始めとする検索エンジンは、モバイルフレンドリーなサイトを評価する傾向にあります。
サイト構造とは、サイトの各ページがどのように連結され、ユーザーや検索エンジンが情報をどのように辿っていくかを示す設計図のようなものです。この構造が複雑になると、SEOに悪影響を及ぼす可能性があります。
検索エンジンはウェブサイトのページをクロールしてインデックスすることで、検索結果に表示するための情報を収集します。しかし、サイト構造が複雑だとクロールボットがページ間を適切に移動できず、一部のページがインデックスされない可能性があります。これにより、重要なコンテンツが検索結果に表示されにくくなり、SEOの評価が悪化します。
例えば、多層的なメニューや深い階層構造がある場合、それらを簡略化することが求められます。ナビゲーションメニューをシンプルにし、トップページから主要なコンテンツページへのアクセスを容易にすることで、ユーザーも検索エンジンのクローラーもサイト内をスムーズに移動できるようになります。
サイト構造が複雑化していると感じた場合は、サイトマップの見直しや階層構造の再設計を検討しましょう。サイトマップを作成し、各ページの役割や位置を明確にすることで、サイト全体の流れが見えやすくなります。また、重要なコンテンツページがトップページから数クリックでアクセスできるようにすることが理想です。
重複コンテンツとは、同じまたは非常に似た内容が複数のページにわたって存在することを指します。
このような状態は、検索エンジンにとってページの評価を混乱させる要因となり、サイト全体のSEOパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。
重複コンテンツが存在することで、検索エンジンはどのページを優先して表示すべきか判断に困ることがあります。結果として、複数のページが評価を分散してしまい、どのページも高いランキングを得られなくなります。例えば、同じ内容のページが5つ存在する場合、それぞれが評価を分け合う形になるため、どのページも上位に表示されることは難しくなることがあります。
重複コンテンツの問題を解決するためには、まずサイト内のコンテンツを整理し、一意性を持たせることが重要です。同じ内容が複数のページにわたって存在する場合は、1つのページに統合するか、リライトして異なる視点や情報を加えることで、独自の価値を提供するように努めましょう。また、統合したページには、元のページから301リダイレクトを設定することで、SEO効果を引き継ぐことができます。
ページの読み込み速度は、SEOにも大きな影響を与えます。ページが表示されるまでの時間が長いと、ユーザーは待ちきれずに他のサイトへ移動してしまいます。それにより、検索順位が下がる可能性があります。
画像の最適化、サーバーの改善、キャッシュの利用などでページの読み込み速度を向上させることが重要です。
これらのポイントを考慮しながらサイトリニューアルを行うことで、SEOを強化しつつ、ユーザーにとって使いやすいサイトを提供できます。リニューアルは大きなプロジェクトですが、適切な改善を行うことで、長期的な成果を得ることができます。
サイトリニューアルで流入が減ってしまう原因として、いくつかよく見られる事例があります。
ページタイトルは検索エンジンにとって重要な指標であり、キーワードの配置やタイトルの構造が変わることで、検索エンジンがページの内容を正確に理解できなくなることがあります。
特に、既存のページタイトルが検索エンジンで高い評価を受けていた場合、その変更は検索順位に直接的な影響を与え、流入数の減少を引き起こす可能性があります。
サイトリニューアルの過程で、意図せずにrobots.txtファイルやメタタグでクロールを拒否する設定をしてしまうことがあります。
これにより、検索エンジンのクローラーがサイトを適切にインデックスできず、新しいコンテンツが検索結果に反映されないことになります。特に、サイトの重要なページがクロールされなくなると、流入数が大幅に減少するリスクがあります。
サイトをリニューアルしたが検索順位が下がった。なんてことにならないように以下のことに注意しましょう。
サイトリニューアル時に特に注意が必要なのが、旧サイトから新サイトへの301リダイレクト設定を忘れないことです。301リダイレクトとは、旧URLから新URLに永久的に転送する設定のことで、これを行うことで、検索エンジンと訪問者を正しい新しいページへ導くことができます。
この設定を怠ると、旧サイトへのリンクやブックマークが無効になり、訪問者は「ページが見つかりません」というエラーページに直面します。これにより、ユーザーの利便性が低下し、サイトへの信頼性も失われる恐れがあります。また、検索エンジンが旧ページの評価を新ページに引き継ぐことができず、検索順位が大きく下がる原因となります。
リニューアル時には、すべての旧URLをリストアップし、それぞれに対応する新URLへの301リダイレクトを確実に設定しましょう。これにより、ユーザーの利便性とSEO効果を最大限に保つことができます。リダイレクトの設定は手間がかかるかもしれませんが、長期的に見て非常に重要な施策です。
内部リンクは、ユーザーがサイト内をスムーズに移動できるようにするだけでなく、検索エンジンがサイトの構造を理解しやすくするためにも重要です。
サイトリニューアルによって内部リンクの数が大きく変わると、検索エンジンがサイトの構造を再評価する必要が出てきます。この再評価の過程で、検索順位が一時的に下がることがあります。
特に、リンクが減少した場合、重要なページが孤立し、検索エンジンからの評価が下がる可能性があります。
また、内部リンクの数が増えすぎると、スパム行為と見なされることがあります。適切なリンクの配置を心がけることが重要です。リンク切れがないように、サイト内のすべてのリンクを確認し、新しいURLへのリダイレクトを設定することも忘れないようにしましょう。
例えば、旧サイトで「商品Aの詳細ページ」から「関連商品の一覧ページ」へのリンクがあった場合、新サイトでも同じリンクを維持するようにします。また、リニューアル後に新たに追加するページについても、他のページから適切にリンクを張ることで、サイト全体のリンク構造が崩れないようにします。
さらに、Google Search Consoleを活用して、内部リンクの状態を定期的にチェックし、問題が発生していないかを確認することも効果的です。
サイトリニューアル時に注意すべき重要なポイントの一つは、URL正規化を忘れないことです。URL正規化とは、同じコンテンツにアクセスする複数のURLを一つに統一することで、検索エンジンに正確な情報を提供するための手法です。
例えば、wwwの有無の統一、末尾のスラッシュの統一に注意が必要です。
httpからhttpsへの移行を行う場合、旧URLから新URLへ適切なリダイレクト(301リダイレクト)を設定し、wwwありとwwwなしのURLを統一して一方を他方にリダイレクトする設定を行います。また、末尾にスラッシュがある場合とない場合も統一し、どちらか一方にリダイレクトします。
これらの対策を講じることで、検索エンジンに正しいURLを認識させ、SEO効果を一元化できます。
検索エンジンはサイトのコンテンツを基に評価を行っています。そのため、リニューアル後のコンテンツ量が大幅に変わると、検索エンジンの評価に影響を与え、検索順位が下がる可能性があります。
特に、コンテンツ量が減少する場合は、検索エンジンが「情報量が減った」と判断し、サイト全体の評価を下げるリスクがあります。
旧サイトと同じコンテンツ量を維持することが重要です。
リニューアル前にどのページにどのくらいのコンテンツがあったかを確認し、リニューアル後も同じかそれ以上の情報量を提供するように心がけましょう。例えば、リニューアル前に詳しく説明していた製品情報やサービス内容、FAQなどをそのまま新サイトに引き継ぐ、あるいはさらに充実させることが求められます。
リニューアル時に画像を削減したり、動画を削除したりすると、ページの魅力が減り、ユーザーエンゲージメントが低下する可能性があります。そのため、画像や動画を適切に配置し、ユーザーにとって有益な情報を提供し続けることも重要です。
さらに、リニューアル時に新しいデザインやレイアウトを導入することは良いですが、それに伴ってコンテンツの質が低下しないように注意しましょう。読みやすさ、情報の正確性、ユーザーにとっての有用性を常に考慮し、コンテンツを作成・維持することが必要です。
サイトリニューアルは、適切に行わないと検索エンジンの順位が下がり、サイトへの流入が減少するリスクがあります。
旧サイトから新サイトへのリダイレクトを正しく設定することが重要です。これにより、旧URLから新URLへの訪問者を誘導し、SEO評価を引き継ぐことができます。
また、内部リンクの構造を変更する際は、旧サイトと大きく異ならないように注意することが必要です。内部リンクの数や配置が大幅に変わると、検索エンジンがサイトを再評価し、順位が下がる可能性があります。
次に、URL正規化を忘れないようにしましょう。URLの正規化とは、同一ページが複数の異なるURLでアクセスできる場合に、正しいURLを指定して検索エンジンに伝えることです。これにより、重複コンテンツとみなされるリスクを減らし、SEOの評価を安定させることができます。
さらに、コンテンツ量の変更に注意しましょう。サイトリニューアルでテキスト量や画像数が大幅に変わると、検索エンジンが新しいコンテンツを再評価し、順位に影響を与える可能性があります。既存のコンテンツの質を保ちつつ、新しい要素を追加することで、SEOの評価を維持しやすくなります。
サイトリニューアル後の動向をを継続的に観察していくことが重要です。
Google AnalyticsやGoogle Search Consoleなどのツールを活用して、トラフィックや検索順位の変動を追跡し、必要に応じて改善を行うことで、SEOの影響を抑えることができます。
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