
ECサイト制作の要件定義テンプレ|RFP雛形と質問集
ECサイト制作・構築
ブログ
「3社に見積りを依頼したのに、金額も内訳もバラバラで比べづらい……」こんな悩み、よく聞きます。
結論はシンプル。依頼条件をそろえる(RFP)、評価項目の重要度(優先度)を事前に合意、比較表で採点→合意→交渉。この“3段構え”で、相見積りはフェアに、短時間で、後悔なく決められます。本記事は実務でそのまま使えるテンプレと手順をまとめました。
価格だけでなく、品質・スケジュール・運用体制・リスク対応まで含めた総合評価で選ぶこと
「最安値を探すこと」ではありません。要件の抜け漏れや体制差で、安く“見える”見積りが混ざりがちです。
※RFPに関しては下記、関連記事を御覧ください。
評価項目 | 重要度 | A社 | B社 | C社 |
---|---|---|---|---|
類似業界の実績 | 3 | 4 | 3 | 2 |
非機能要件の適合(速度/法/AA) | 3 | 5 | 3 | 4 |
データ移行・外部連携の経験 | 3 | 4 | 4 | 3 |
進行/品質管理体制(PM/レビュー) | 2 | 3 | 4 | 5 |
見積りの透明性(内訳/前提) | 2 | 4 | 3 | 3 |
スケジュールの現実性 | 2 | 4 | 3 | 3 |
合計(点数×重要度) | – | 61 | 50 | 49 |
後から別途費用が累積。非機能と移行まで見積りに含める。
比較不能。RFPと見積り様式を統一する。
評価項目と重要度を先に合意しておく。
情報非対称。質問は締切 → 一括回答 → 全社共有
体制図・WBSを出してもらい、誰が何をいつ行うかを明確化させる。
A. 3〜5社で十分です。増やしすぎると情報管理コストが跳ね上がります。
A. 条件が同じなら検討対象ですが、非機能や移行品質でトータルコストは変わります。重要度×点数で総合評価を。
A. 比較後の上位2社に絞って、体制やスケジュール調整とセットで行うのが現実的です。
A. まずはβ版RFPを作って、前提と仮定を明記。
相見積りの肝は、条件の統一(RFP)と評価項目+重要度の事前合意。価格だけでは見えない非機能・移行・体制まで含めて、重要度×点数の総合点で選べば、後戻りや追加費用を最小化できます。明日から使える比較表テンプレも活用し、ブレない発注を実現しましょう。
大阪でECサイト制作をご検討の方は、ぜひ一度ご相談ください。
無料相談はこちらから
関連サービス:ECサイト制作
digrart編集部
大阪市中央区のweb制作会社のメンバーが、Webサイト制作、ECサイト構築、SEO対策、Webコンサルティングの最新情報や実践的なハウツーをお届けします。初心者からプロまで役立つノウハウや業界トレンドを分かりやすく解説。web戦略の成功をサポートするための情報が満載です!