Movable Typeの「クラウド版」と「ソフトウェア版」どう選ぶ?大阪の企業が重視すべき「保守とコスト」の正解

大阪で企業のウェブ担当を務める皆様、Movable Type(ムーバブルタイプ / 以下、MT)の導入にあたって「クラウド版」と「ソフトウェア版(インストール型)」のどちらを選ぶべきか悩まれていませんか?
かつてはサーバーに自前でインストールする手法が主流でしたが、現在はシックス・アパート社が提供するクラウド版が急速に普及しています。特に最新のMovable Type 8では、インフラ環境의 管理コストが選定の大きな分かれ目となります。
本記事では、数多くのCMS構築を手掛けてきたdigrartの視点から、公式の最新データに基づき、コスト・セキュリティ・保守の手間を徹底比較。大阪のBtoB企業様が選ぶべき「正解」を提示します。
Movable Type「クラウド版」と「ソフトウェア版」の基本性能比較
まずは、両者の主な違いを表で整理しました。最大の違いは、「サーバー管理の主体がどこにあるか」と「付随するセキュリティ機能」にあります。
| 比較項目 | クラウド版 | ソフトウェア版 |
|---|---|---|
| システム更新 | シックス・アパート社が自動実施 | ユーザー側で手動実施 |
| セキュリティ | WAF・IPS/IDSを標準装備 | サーバー環境に依存 |
| バックアップ | 標準機能(自動) | プラグイン等で構築が必要 |
| カスタマイズ | 一部制限あり(FTP不可等) | 制限なし(完全自由) |
「クラウド版」と混同されやすいサービスにMovableType.netがありますが、あちらはより簡易的なSaaS型です。対して「クラウド版」は、ソフトウェア版と同等の高機能な管理画面を、シックス・アパート社のセキュアなインフラ上で利用できる点がメリットです。
クラウド版を選ぶメリットと運用コスト
クラウド版は、シックス・アパート社が最適化したインフラ環境をそのまま利用できるため、担当者の精神的・実務的な負担を大幅に軽減できます。
1. メンテナンスフリーによる脆弱性対策
ソフトウェア版の場合、MT自体のバージョンアップだけでなく、サーバーOSやPHPのバージョン管理も自社で行う必要があります。クラウド版であれば、これらはすべてシックス・アパート社側で実施されます。結果として、自社での対応漏れによるセキュリティリスクを最小化できます。
2. パフォーマンスと信頼性の担保
公式の公表データによると、クラウド版は標準的なソフトウェア版の構成と比較して、管理画面の表示スピードが最大で約3倍向上(※公式比較環境において)しています。
また、IPS/IDSやWAFが標準搭載されているため、ゼロデイ攻撃等の脅威からも最初から守られている安心感があります。これは、自前でサーバーを構築する際にかかるセキュリティ対策コストを大幅に削減できることを意味します。
ソフトウェア版が「最強の選択肢」になる条件
クラウド版が便利である一方、高度なカスタマイズが求められる大規模サイトでは、依然としてソフトウェア版が選ばれます。しかし、これには「信頼できる制作パートナーの伴走」が不可欠です。
- インフラの完全制御:AWSやAzureなどの自社インフラに統合し、独自の冗長構成や負荷分散を行いたい場合。
社内規定で外部クラウドの利用が制限されている際もこちらが選択肢となります。 - 高度な独自開発とシステム連携:基幹連携やSSO(シングルサインオン)の実装、専用ミドルウェアの導入が必要な場合。
自由なディレクトリ構成やAPI連携が求められる大規模ポータルサイトなどに向いています。 - プロによる保守代行:サーバー管理やMTのアップデートをdigrartのような制作会社が代行することで、ソフトウェア版の「自由度」を維持したまま、運用リスクをプロへアウトソーシングできます。
「ソフトウェア版は管理が大変」と言われますが、それは社内だけで完結させようとする場合です。専門知識を持つ制作会社が伴走していれば、OSの選定から定期的なバックアップ設計までトータルで任せられるため、実は最も拡張性の高い理想的な環境を維持できます。
結論:大阪の企業はどちらを選ぶべきか?
digrartがこれまでの導入・運用支援から導き出した判断基準は以下の通りです。
「クラウド版」が最適なケース
・情報システム部門がなく、Web担当者が一人で運用している
・標準的なコーポレートサイトやオウンドメディアを構築したい
・セキュリティ対策をシックス・アパート社に任せて、コンテンツ作成に集中したい
「ソフトウェア版」が最適なケース
・複雑なシステム連携や、独自の拡張プラグインを多数導入したい
・社内規定で特定のサーバー(AWS等)へのインストールが必須となっている
・信頼できる制作会社と契約しており、インフラ管理をプロに任せられる体制がある
まとめ:貴社の体制に合わせた最適なCMS環境を
MTの「クラウド版」と「ソフトウェア版」は、どちらが優れているかではなく、「誰がどこまで面倒を見られるか」という運用体制によって選ぶのが正解です。
特に最新のMT8への乗り換えや、古くなったMTのセキュリティに不安を感じている場合は、この機会にクラウド版への移行、あるいは「プロに保守を任せるソフトウェア版運用」を検討してみてはいかがでしょうか。
大阪でホームページ制作やUI設計、CMS環境の選定をご検討の方は、ぜひ一度digrartへご相談ください。貴社の社内リソースやセキュリティポリシーに合わせて、保守コストを最適化できる「クラウド版」か、プロが伴走する「ソフトウェア版」か、最適なプランをご提案いたします。
関連サービス:大阪のMovable Type導入・構築支援 / 大阪のホームページ運用代行・更新保守
この記事を書いた人
大阪市中央区にて2009年よりWeb制作・運用支援を行い、1,000件以上の実績を持つWeb制作会社「digrart(ディグラート)」編集部が、本記事を執筆・監修しています。
現場で培った豊富な知見を活かし、Webサイト制作、ECサイト制作、SEO対策、Webコンサルティングの実践的なハウツーをお届けします。
初心者からプロまで、Web戦略の成功をサポートする実務ベースの情報が満載です。
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