ECモール vs 自社ECサイト どちらがビジネスに合っている?

ECサイト制作・構築

最適なEC戦略を選ぶ!ECモールと自社サイトを徹底比較 特徴・費用・戦略をわかりやすく解説

ネット販売を始める際、よくある疑問が「ECモールと自社ECサイト、どちらがいいの?」というもの。
楽天やAmazonなどのモールは知名度があり、すぐに始められる一方で、自由度が低かったりコストがかかったりする場合もあります。
一方、自社ECサイトはブランディングやリピーター育成に強みがありますが、立ち上げや集客には工夫が必要です。

今回は、それぞれの違いやメリット・デメリットを比較しながら、どちらがあなたのビジネスに合っているかをチェックできるようにまとめました。

ECモールと自社ECサイトの違い

ECモール(楽天・Amazon・Yahoo!ショッピングなど)
大手ショッピングモールの中に出店する形。すでに多くのユーザーが集まっており、初期集客がしやすいのが特徴です。
自社ECサイト(Shopify・makeshop・BASEなど)
自分たちで独自に構築・運営するECサイト。デザインや機能の自由度が高く、ブランドイメージを強く出せます。

それぞれのメリット・デメリット

ECモールのメリット

  • 知名度があるので、集客がしやすい
  • すぐに販売をスタートできる
  • クレジット決済などの仕組みが整っている
  • 担当者からのアドバイスがもらえる
  • モール独自のキャンペーン(ポイント還元など)で露出チャンスがある

ECモールのデメリット

  • 販売手数料がかかる(売上の5〜15%前後)
  • デザインの自由度が低い
  • 顧客データが得られにくく、リピート施策が難しい
  • 競合他者も多く、価格競争になりがち
  • SEO効果が限定的で、自社ドメインの資産が残らない

自社ECサイトのメリット

  • デザインやコンテンツを自由に作れる
  • 顧客との関係性(リピート・ファン化)を築きやすい
  • 手数料が抑えられ、利益率を高くできる
  • 自社ドメインのSEO効果が蓄積され、資産になる
  • 外部サービスやツールとの柔軟な連携が可能(CRM・MAなど)

自社ECサイトのデメリット

  • 初期の集客が難しい
  • 運営(商品登録・注文管理など)にはある程度の知識や慣れが必要
  • 信頼を得るまでに時間がかかる場合も
  • 集客施策(広告・SNS・SEOなど)にコストや労力がかかる

どちらがビジネスに合っている?

すぐに売上を立てたい/知名度のある場所で始めたい

ECモール向き
初期投資や時間を抑えて始めたい方におすすめです。
モール側が集客してくれるため、自前の広告やSNS運用に不安がある方でも早期に売上が見込めます。
ただし手数料はやや高めなので、利益率には注意が必要です。

ブランドを育てたい/リピーターを増やしたい

自社ECサイト向き
長期的に顧客との関係を作っていきたい方に最適です。
自由なデザインや導線設計ができ、顧客情報の蓄積や分析も可能。
初期の集客はやや難しいですが、リピーター獲得や顧客生涯価値(LTV)の向上を目指せます。

まずは小さく始めたい

将来的な拡張を見据えた構成でスタート
一番費用を抑えるなら無料EC(BASE・STORESなど)がおすすめです。
ただ、無料ECは顧客情報等の移行が難しいという課題があり、ビジネスが調子良くなってきた際に他のサービスに移るのが困難です。
将来の成長を見越すなら、Shopifyやmakeshopなど拡張性のあるECサービスを最小構成で始めるのがおすすめです。

両方やりたい

併用もアリ!
モールで集客、自社ECでリピート獲得という戦略も可能です。
モールで新規顧客にリーチしつつ、クーポンや同梱チラシなどで自社ECへ誘導する施策がよく使われます。
ただし在庫連携や受注処理が煩雑になりがちなので、運用体制やツール導入も検討が必要です。

まとめ

ECモールと自社ECサイト、どちらが正解というよりは、ビジネスの段階や目的に合わせて使い分けるのがポイントです。
「すぐに売上が欲しい」「ブランド価値を高めたい」など、自社に合った方針を考えるヒントになれば幸いです。

「どちらにすべきか迷っている」「モールで売れてきたので自社サイトも検討中」など、気になることがあればお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

digrart編集部

大阪市中央区のweb制作会社のメンバーが、Webサイト制作、ECサイト構築、SEO対策、Webコンサルティングの最新情報や実践的なハウツーをお届けします。初心者からプロまで役立つノウハウや業界トレンドを分かりやすく解説。web戦略の成功をサポートするための情報が満載です!

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